ゆいちゃん撮影会/木谷椎レビュー-ロリ狂いと狂いロリ

ゆ行

私、司伝はミラーレス一眼カメラを所持している。これは風景を撮るために買ったものだが、女性の裸も撮ってみたくなり、風俗店にも持ち込んでみた。その嬢はノリが良かったため、いくらか撮らせてもらった。あまり美人ではなかったが、見返すとなかなか興奮する写真になった。

世の中にはグラビアアイドルやコスプレイヤーの撮影会というものが存在するらしい。大々的にやっているものもあれば、ラブホテルの個室で撮影するものもあるとか。

そんな撮影で、何もないなんてことがあるのだろうか。それ系のAVを観つつ、いつか自分もと想像してしまう。ああ、ハメ撮りしたい。

司伝
司伝

今回はそんな撮影会をテーマにした作品を含む、ロリ作品集をご紹介します。

本項目では、『ゆいちゃん撮影会』の作者木谷椎氏について、また、『ゆいちゃん撮影会』シナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。

ゆいちゃん撮影会/木谷椎とは

タイトルゆいちゃん撮影会
著者木谷椎
初版発行2020年
掲載誌・レーベルいずみコミックス
出版社一水社 
ページ数199頁
形式オムニバス

漫画家・木谷椎(きやしい)

木谷椎氏はコミック Mate Lなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。

人気作のコミカライズをしていたこともあるほど、万人受けしそうな萌え系の画風だが、ある時から成人コミックにおいてはロリ作品ばかり手掛けるようになった。犯罪的なシチュエーションが多く、濃い作風が魅力である。

作品・ゆいちゃん撮影会

華奢で可愛いすぎる女の子達の、魅力あふるる場面の数々を完全描写!

命の力を感じずにはいられない、
内からのパワーが溢れこぼれ落ちるかのような、スベスベピンピンのお肌!

キューティクル満載の輝く髪、そしてその多彩な髪型!

細い肩、微妙にぷるぷるすべすべの優しいおなか!
ないのにある、成長を待たせてはいけないビンカンな胸!!

繊細な彫刻刀でもつけられないような、
なんの乱れもはみ出しもない完璧な陰裂…

全てが愛し過ぎる!

ゆいちゃん撮影会 [一水社] | DLsite 成年コミック – R18

『ゆいちゃん撮影会』は全12篇で構成されているオムニバス短編集だ。内2篇ずつの前後編の作品が2つある。

全作品がロリものであり、ヒロインは貧乳ちっぱいのガチロリ達である。引用にもある「スベスベピンピンのお肌」は秀逸な表現で、木谷椎氏の描く少女の魅力をよく言い表している。甘いいちゃラブなどは皆無に等しく、どこか狂気を孕んだ、あるいは犯罪そのものである、ハードな設定が多い。

【詳細】ゆいちゃん撮影会

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ230871.html

それでは、『ゆいちゃん撮影会』をより詳しくご紹介しよう。

【収録作品】

  • あいとこくはつ
  • ゆいちゃん撮影会(ノーカット版)
  • 三人寄らば 前後編
  • 怪傑!! しかえしマン
  • 「そのまま、見てて」前後編
  • しほうげんの夜
  • あいの記録
  • あかりと、ひかりと
  • だがしのゆずちゃん
  • せいなるつるぎ

シナリオ

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ230871.html

シナリオは全て現代劇だが、どれも闇が深い展開が待っている。レイプ輪姦などの犯罪がメインのものもあれば、風習としての儀式、撮影会という設定もあり、そういったケースでは漏れなく少女もどこか狂っている。

とにかく可愛いその絵柄とのギャップは大きく、ある種の注意が必要だろう。

プレイ内容

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ230871.html

プレイ内容としては、いちゃラブなど皆無である。そう見えるものならば、それはヒロインである少女がおかしくなっているということだ。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ230871.html

レイプ、輪姦、乱交あり。メチャクチャ痛々しいものは少ないが、精神がやられているため、やっぱり見ていて苦しいものもある。

ヒロイン

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ230871.html

ヒロインはみんなガチロリと言っていい。恐らくJS設定だろう。貧乳ちっぱいでスベスベな肌が魅惑的。シナリオとは違い、絵柄はとてもキャッチーである。

それでも、かわいいロリっ娘のかわいい姿が見たい、という人にはオススメできない。かわいそうな姿が見たい人の方が楽しめる作品集なのである。

オススメの一話

オススメとは言い難いが、本冊でも一番ヤバめの作品を取り上げたい。前後編である「三人寄らば」だ。

中山はジュニアアイドルをきっかけに、二人の男と知り合う。江井と黒野はロリコンの同士となった。JSとのエッチに興味津々の中山に、江井が「試してみようか」とある計画を発案する。人里離れたところでキャンプをし、そこに江井が連れてきたのは深山恵夢という正真正銘のJSで……。

その後、江井に惚れていることを良いことに、三人で寄ってたかって恵夢を弄る。江井に裏切られた形の恵夢だが、今度は優しくしてくれる中山といい関係になる。しかし、それも江井と黒野の策略だった……。犯罪工作として少しリアリティがあり、何とも怖い作品だった。

オススメのヒロイン

オススメのヒロイン「ゆいちゃん撮影会(ノーカット版)」舞嶋ゆいにしておこう。

田沢はJSアイドル、舞嶋ゆいのファンである。撮影スタッフとして撮影に参加できて感無量の田沢だったが、撮影後のイベントに驚かされることになる。それは、「後援会」との大乱交だった……。

ジュニアアイドルの闇の深さは色々噂されているだけに、ここまで派手じゃないにしても、枕営業的なものは実際にあったのではないかと想像がついてしまう。ゆいは非常に後援会に対する「奉仕」に手慣れており、明るくノリノリでする様子がかえって恐ろしいのだった。

まとめ~ゆいちゃん撮影会~

司伝評価

絵柄5.0
物語4.0
キャラクター4.5
抜き4.0
闇深5.0
  • 犯罪・狂気の孕む作品が好き
  • ガチロリ、正統派の貧乳ロリが好き
  • かわいそうな少女の姿に興奮する

『ゆいちゃん撮影会』は以上のような方々にオススメしたい。私としては心が痛くなる作品が多く、少し苦手ではあるのだが、絵柄の可愛らしさは絶品であり、それだけでもオススメすることはできる。

ちょっとかわいそうな姿に興奮するくらいの人にほど向くだろう。試していただきたい。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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