司伝の過去作レビュー
『みずいろしずく』は2014年に発売された、ぽるたん氏作の商業アダルトコミックである。
ぽるたん氏はANGEL倶楽部などに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生だ。近年はハードな作品を描いていたりするが、過去はロリ系の作品を中心に手掛けていた。絵柄はかなり個性的で、全体的に淡い感じの画面になるのが特徴である。本冊はロリないちゃラブ作品が収録された一冊となっている。
本項では『みずいろしずく』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- おもちゃ屋ちぃちゃんv大活劇!
- 二つの花のうた
- 夢
- 放課後☆ハッピータイム
- アノヒノキオク
- おてんばレイヤー☆風佳ちゃん
『みずいろしずく』の魅力

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『みずいろしずく』は全6篇で構成されているオムニバス短編集だ。
ヒロインはJSかJC。おっぱいはみんなちっぱい貧乳。ふうわりと膨らみかけな感じがキュートである。
内容はロリ×いちゃラブ系。特有の背徳感などをすっ飛ばすほどの純愛作品が揃っている。1篇のみ3P作品があるが、他は純粋な恋愛感情から発展するセックスであり、時に重い展開もあり。6篇しかないだけに、中には40頁に渡る作品もあり、エロさよりもストーリーを重視している一冊と言って良いだろう。

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しかし、重視しているからと言ってそれが好きになれるかは別問題。お気に入りを選ぶのも難しいので、ここでは全作に触れていこう。「おもちゃ屋ちぃちゃんv大活劇!」はJS店長が大好きな兄と初体験をするお話。王道のいちゃラブ作品である。「二つの花のうた」は大好きな友達の居ない空白を恋人で埋める、青春恋愛ストーリー。丁寧な導入が活きており、ヒロインが愛おしい1篇だ。「夢」は両親を亡くした兄妹のお話。不思議な話だと思ったら…結構重いので注意が必要かも。「放課後☆ハッピータイム」は教師と生徒二人の3P作品。テストを盗んでいたJSが嫌われまいとエッチなことしようとする展開に萌える、実用的な1篇。「アノヒノキオク」は元教師と生徒の純愛もの。最も短い作品ながら、このくらいでも十分にも思える。「おてんばレイヤー☆風佳ちゃん」はJCながらコスプレイヤーをする妹が兄を振り向かせるために……というお話。寝取られかと思いきや……でもこのくらいの緩さで良いのかもしれない。

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いちゃラブ好きなら基本的にOK。絵柄との相性だけである。
【まとめ】みずいろしずく
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ロリ |
- ロリ×純愛ものが読みたい
- エロ漫画は導入が大事
『みずいろしずく』は以上のような方々にオススメしたい。丁寧な導入は好印象。その辺りや絵柄も含め、かなり好みが分かれる一冊になるのではないか。
本作については以上である。それでは、またの機会に。
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