少年時代の記憶は今もなお輝き続けている。私、司伝とて、少年時代はまともな人間だった。
子どもの頃の体験は、後の人格形成をも大きく影響を与える。当時、もし性体験をしていたなら、どんな人間に育ったのだろうか。
ロリショタというジャンルは、非常にノスタルジックになるものだ。性について誤解ばかりだったあの頃、もし自分より性知識を持つ同級生の少女と仲良くなっていたなら、もしその子とセックスしていたら……そんな妄想が捗る。きっと、一生忘れられない体験となっていたことだろう。

今回はロリショタのお手本のような作品をご紹介します。
ぼくたちもっといじりたい/タカハシノヲトについて。
ぼくたちもっといじりたい/タカハシノヲト

タイトル | ぼくたちもっといじりたい |
著者 | タカハシノヲト |
初版発行 | 2020年 |
掲載誌・レーベル | TENMA COMICS LO |
出版社 | 茜新社 |
ページ数 | 201頁 |
形式 | オムニバス |
漫画家・タカハシノヲト
🔞NSFW🔞ちょっと前に出したこちらのうすーい本の内容です まだとらにたくさんあるの…😭https://t.co/NN2Qg38rOJ pic.twitter.com/xuKEOsKugE
— きれいなタカハシノヲト (@T_Note_x) May 13, 2021
タカハシノヲト氏はCOMIC LOで漫画を掲載しているロリ系エロ漫画家だ。ぼくたちもっといじりたいは初の単行本となる。
画力については高いとは言いづらい。フェチ系の漫画家らしく、独特なタッチのため、好みは分かれるだろう。背景のトーンの影響か、画面が見づらく感じるシーンもある。
とはいえ、売りは設定だろう。少年と少女が覚えてたの性をぶつけ合う様は、好きな人にはたまらない内容となっている。
作品・ぼくたちもっといじりたい

「全部、インピオ。」まるごと1冊ちびっこ同士のラブラブSEX!?
ぼくたちもっといじりたい【DLsite限定特典付き】 [タカハシノヲト] | DLsite
男の子も女の子もちびっこはカワイイ。カワイイ同士がせっくすしたらすんごくカワイイ!
ぼくたちもっといじりたいは中編3篇含む全7篇で構成されている。その全てがインピオとなっている。インピオとは子ども同士、つまりロリショタ物だ。
そのほとんどが、先に性知識を手に入れた女子からの誘いから始まる。耳年増な少女が同い年の少年に性を教えるというのが、妙に生々しく感じてとても良い。
一部おねショタもあるが、その相手もJCであり、しっかりとロリである。そこも大きなこだわりなのかもしれない。
【詳細】ぼくたちもっといじりたい

それでは、『ぼくたちもっといじりたい』をより詳しくご紹介しよう。
【収録作品】
- じゆうけんきゅう
- プールの味
- 南の島のルビィ
- たいこの練習日
- あかがね団地のおばけ部屋 第1話
- あかがね団地のおばけ部屋 第2話
- あかがね団地のおばけ部屋 第3話
シナリオ

シナリオは本冊の大きな魅力と言えるだろう。インピオフェチを狙い打ちした見事な設定の数々、ノスタルジックかつエロティックな雰囲気、全て素晴らしい。
とことん大人を登場させない、子どもだけの世界の作り方にもこだわりを感じる。モブキャラでもほとんど大人が居ない。恐らく、先生一人だけではないだろうか。
プレイ内容

プレイはほぼ女性優位で行われる。性の知識が豊富な女子が男子を誘導する、その展開は大いに惹かれる。
フェラチオが多めで、素股やおしっこもあり。体位は正常位や騎乗位、後背位などオーソドックスながら、特殊なシチュエーションばかりだからかなり興奮できる。
ヒロイン

インピオだけに、JSのヒロインばかりで、2話だけJCが登場する。男はみんなショタであり、オールロリショタで構成されている。
絵柄に癖こそあれ、どれもかわいらしく描かれている。精神までしっかりと子どもとして描かれているものが多いため、好みが合えばたまらないヒロイン達だ。
オススメの一話
三話構成だが、 オススメは『あかがね団地のおばけ部屋 』だ。子ども二人が団地の空き部屋を秘密基地にして、そこで性を理解しきらないままに体を愛撫し合うという一話から始まる。「くっつけッコ」としてJSみなみと素股を行うのみの一話、それがJCななせに見られ、JC相手に童貞を捨てる二話、それをまた見られ、3Pする三話……完璧な構成である。
無邪気に遊びとしてのセックスにハマる少年少女たち。何と背徳的だろう。これは文句なしにオススメである。
オススメのヒロイン
先述したみなみも素晴らしいが、オススメのヒロインとしては「プールの味」の神上みねねをあげておこう。
ボーイッシュでしっかり者の彼女は、大人しくたよりない小山の面倒をよく見ている。ある日、誰も居ない女子更衣室を覗きながら妄想にふけっていた小山を捕まえると、自分にいやらしい視線を向けていたことを言い当て、ズボンの上から小山のペニスを触る。ここまでの流れで、私は彼女に夢中になってしまった。
これがビッチ的な誘惑というのも好きだが、みねねのそれは完全に恋心からのものだ。それが表情からしっかりと受け取れるのがまた素晴らしいのだ。
まとめ~ぼくたちもっといじりたい~
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
インピオ |
ぼくたちもっといじりたいは、好みさえ合えば最上級に使える一冊だった。
ただのロリ好きでも合うと思うが、ロリショタが好きならたまらない一冊だろう。抜きどころもしっかり確保されており、見ごたえのある作品だった。手離しにとはいかないが、合いそうだと思う人にはぜひオススメしたい。
本冊については以上である。それでは、またの機会に。

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