司伝の過去作レビュー

『ぷちぱい』は2014年に発売された、うましか氏作の商業アダルトコミックである。
うましか氏はコミックRINやコミックホットミルクに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。古くは2009年の作品も収録されており、絵柄に時代を感じる部分もある。ロリっぽい絵柄だが、よく見るとロリというより貧乳に特化しており、本冊においてはまさに“貧乳作品集”となっている。
本項では『ぷちぱい』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- マネージメント スキンシップ
- 見上げる空の
- 貧乳メガネでまったりと
- スキップ・ステップ・バカップル
- はにはに
- おにゃのコ注意報
- おにゃのコ注意報2
- For Example
『ぷちぱい』の魅力

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『ぷちぱい』は短いカラーページも含め、全8篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「おにゃのコ注意報」は話が繋がっているものの、竿役もヒロインも別になっている。
ヒロインはおおよそJKなのだろうが、JCかJSくらいにも見える。おっぱいは総じてちっぱいの貧乳。貧乳こそ本冊の醍醐味であり、スレンダーヒロインの小さなおっぱいフェチにこそオススメできる。絵柄には時代を感じるため、その辺りは好みが分かれそうだが、ヒロインの素朴な愛らしさを表現する絵柄のように思う。
内容としてはいちゃラブ系。女の子を拾う不思議な作品「おにゃのコ注意報」は変わった作品だが、それ以外はいちゃラブな現代劇になっている。唯一、短いカラー作品「マネージメント スキンシップ」はいちゃラブとは程遠いビッチな作品だが、あまりにも短すぎる。個人的には結構好きなので、長尺で読みたかった作品でもある。
お気に入りは「見上げる空の」。純粋にヒロインが可愛らしく感じられる作品である。

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ある雨の日、竿役の与志野は、幼なじみの嵯峨がノーブラであることを知り、ずっと気にしていた。後日、そのことを尋ねると、「不要」「活動に支障はない」と一蹴される。ふと、嵯峨の乳首が見えると、与志野は勃起してしまう。嵯峨はそれを見て、与志野が未熟な自分の体に興奮する変態だと分析する。あくまでも嵯峨のことを女と思っているから興奮すると主張する与志野に、嵯峨は証明を要求し……。
ローテンションな無感情系ヒロインといったところだが、エッチになると一転。その貧乳おっぱいはとても敏感であり、過剰に反応してしまうのがエロ可愛かった。何気に正統派ないちゃラブ作品である。

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まさに貧乳天国。ちっぱい好きにオススメの一冊だ。
【まとめ】ぷちぱい
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
貧乳 |
- 貧乳には希少価値がある
- スレンダーなちっぱい少女が好み
- ちっぱい少女といちゃラブしたい
『ぷちぱい』は以上のような方々にオススメしたい。絵柄はかなり人を選ぶというか、やはりちょっと時代を感じる。若い人には向かないかもしれない。それでも、スレンダーな貧乳に特化した作品だけに、フェチズムを自覚している人には試していただきたい。
貧乳はステータスだ。希少価値だ。特にエロ漫画の世界では顕著であり、だからこそそれに特化した作品ということだけでも評価したいものである。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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