ふくらみかけの見せたがり願望/オオカミうおレビュー-

ふ行

羞恥心というのはどこから来るのだろうか。私、司伝も幼い頃は同級生と銭湯へ行ってもペニスを隠す少年だった。それは、小さいから恥ずかしい、という劣等感によるものだった。

脱包茎と共に成長した今となっては、むしろ見せたい願望すらある。そう考えると、見せたくなる願望とは、己の体に対する自信こそが生むものなのかもしれない。きっと、そんな少女もどこかにいるはずである。

司伝
司伝

今回は膨らみかけ少女が活躍するロリ作品集をご紹介します。

本項目では、『ふくらみかけの見せたがり願望』の作者オオカミうお氏について、また、『ふくらみかけの見せたがり願望』シナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。

ふくらみかけの見せたがり願望/オオカミうお とは

タイトルふくらみかけの見せたがり願望
著者オオカミうお
初版発行2019年
掲載誌・レーベルTENMA COMICS LO
出版社茜新社
ページ数207頁
形式中編+短編

漫画家・オオカミうお

オオカミうお氏はCOMIC LOなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。

ロリ系の作品を多く手掛けており、特に“悪い大人”の登場するダークな作品が多く、その生々しさが興奮を助長させる。絵柄は個性的ながらも可愛らしく、細長くあばらの浮いたリアル系の体と不思議とマッチしている。

作品・ふくらみかけの見せたがり願望

バレてると分かっていても眼球が言うことを聞かない。だって僕達ロリコンだから。
そんな愛すべきロリコンさんに贈る、オオカミうお最新単行本!!
一見アニメ風の可愛い女の子達が、社会のエロい落とし穴にはまる姿は淫靡そのもの。
大人にエロいことされながら、心の奥ではそれを楽しんでる少女達の生々しくスケベな姿、満載です♥

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『ふくらみかけの見せたがり願望』は全9篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「覗く人、覗かれる人」「ともだちのおじさん」はそれぞれ3篇の中編となっている。

ダークで生々しい、いつものオオカミうお作品という感じの本冊。絵柄はさらに洗練されたきた印象で、スレンダーロリボディが非常にそそる。中編は2作とも悪い大人に仕込まれるロリっ娘が描かれている。

【詳細】ふくらみかけの見せたがり願望

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ212870.html

それでは、『ふくらみかけの見せたがり願望』をより詳しくご紹介しよう。

【収録作品】

  • 覗く人、覗かれる人 1~3
  • ウラオモテ
  • ともだちのおじさん 1~3
  • 珠鈴と風香
  • パパとユウトウセイ

シナリオ

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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シナリオは全て現代劇。暴力的ではないが、悲惨で暗い内容のお話が多い。その分生々しく、エロく仕上がっている。

レイプなど、ある程度の耐性がいるため、その辺は注意が必要である。

プレイ内容

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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プレイ脅迫・強要含みのものが多く、ほとんどが和姦とは言い難い。全て悪い大人の手に掛かったヒロイン達の末路を見る形になる。

体位は正常位が多い。フェラチオはそこそこ。なぜかパンチラ描写が多め。

絵柄の割には、セックス描写はデフォルメされず、淡々と生々しい感じに描かれる。その不気味さが魅力的にも映る。

ヒロイン

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ヒロインは一人だけJCで、他は全てJSである。おっぱいちっぱい貧乳スレンダーであばら骨が浮き、乳首がツンとした肉体は、妙にリアリティがある。個性的な絵柄で、ビジュアルは好みが分かれそうだが、何となく英語の教科書にでも載ってそうなルックスに見えるため、そのエロとは無縁そうな感じが妙にそそる。

性格は暗め。悪い大人に仕込まれる経緯もあってか、投げやりで大人びたような少女が多く、子どもらしさは薄いかもしれない。

オススメの一話

オススメの一話「ともだちのおじさん」。特に2話がお気に入りなので、あらすじはそちらを切り取ろう。ヒロインの日丘ましろは、1話で友達の叔父に犯されている

杵柄はゲームセンターでクラスメイトの日丘ましろを見かける。学校での地味な姿ではない彼女に驚いていると、彼女が豪快にパンチラしているのを見て思わず声を掛けてしまう。杵柄の存在に、動揺するましろ。誰かと電話した後、ましろは杵柄を遊びに誘う。杵柄はデート中、ましろの乳首パンツが見えることに興奮するのだが、徐々にそれがわざとであることに気づく。すると、ましろは杵柄の家に行きたいと言い出し……。

全ては1話でレイプされたおじさんの言うがまま、なのだが、杵柄目線で「学校では地味なのにプライベートではエロい」ましろにメロメロになる。殊更に「クラスメイトの女子と」を強調するのが憎い演出で、ましろの一挙手一投足に興奮してしまう。本作唯一のインピオものになるが、前話からの持って行き方も含めて上手い1篇だった。

オススメのヒロイン

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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オススメのヒロインは先述したましろと、もう一人は「覗く人、覗かれる人」園崎ちひろをあげておこう。

男は本屋で豪快にパンチラしているJSを盗撮しようとしていた。JSは男の視線に気づくが、それでも無関心を決め込む。すると、男は本屋の店員に裏に連れていかれてしまう。警察に突き出されるのかと思いきや、店員もJSのエロショットを撮影し、保管しているという。そのコレクションの中に先ほどのJSもおり、彼女が園崎ちひろという名前だと知る。公園にいるというちひろを見に行くと、彼女は公園でも豪快にパンツを見せていた。彼女はJSでありながら、すでに自分の性的魅力を自覚しており、見られることに興奮している。男はそれを知って彼女にさらに興味を持つが、そのことに気づいているのは男だけではなく……。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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その後、ちひろは集会所でおっさんたちに輪姦される。それは日常的な行為であり、すでに何度も体を重ねていた。自分の性欲を正しく自覚できず、淡々と犯されるちひろが妙に生々しく、不思議なエロさがあった。

まとめ~ふくらみかけの見せたがり願望~

司伝評価

絵柄3.5
物語4.0
キャラクター4.5
抜き4.0
ロリ5.0
  • 暗く生々しいロリ作品が好み
  • あばら骨の浮いた、スレンダーなロリボディが好み
  • 脅迫・強要・レイプに興奮する

『ふくらみかけの見せたがり願望』は以上のような方々にオススメしたい。画もお話も独特だが、オンリーワンの魅力のある先生で、時折衝動的に読みたくなる。

ロリボディは寸胴ムッチリ系あばら浮きスレンダーに大きく分かれるが、どちらが多数派なのだろうか。アンケートを取ってみたいものである。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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