司伝の過去作レビュー

『ひなたネトリズム』は2016年に発売された、kiasa(きあさ)氏作の商業アダルトコミックだ。
kiasa氏はアニメ化もされた「戦闘員、派遣します!」のコミカライズをしている先生で、アダルトでも三冊の単行本を発売している。画力は高く、エロエロな巨乳ヒロインを描く。和姦よりも禁断な関係を好み、『ひなたネトリズム』はタイトル通り寝取りor寝取られ作品がメインとなっている。
本項では『ひなたネトリズム』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- 陰日向のひなた
- 陰日向のひかげ
- 陰びより
- Drive Your Nightmare
- ひなたの日陰
- やみつき 前編・後編
- もみほぐし
- 72 -seventy two-
- アヤタカ
ひなたネトリズムの魅力

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『ひなたネトリズム』は全10篇で構成されているオムニバス短編集だ。冒頭から「ひなたの日陰」までは登場キャラクターが共通しており、実質的には連作の作品となっている。
そんな連作を中心に、本冊の売りは寝取り&寝取られ。まともな和姦はなく、イケナイ関係か、どちらかが寝取りor寝取られしているものばかりだ。
何と言っても連作化している「ひなた」シリーズが魅力的。私のお気に入りもそちらをあげておきたい。ヒロインであり主人公であるひなたが、想い人の聡史の友人である翔に脅迫されて関係を持つ物語である。

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更衣室で聡史を想ってオナニーをするひなただったが、それを翔に見られてしまう。翔はそれを黙ってやるからとセフレになれとひなたに言い、ひなたはそれを当然断るのだが、結局一度セックスをしたことをきっかけに、爛れた関係が出来上がってしまう。その後も聡史を想い続けるが、翔とのセフレ関係も続き……。
スポーツJK、ひなたは快活な印象で、健康的な少女だ。正直、最初の展開は無理があると思うが、中盤辺りはかなり興奮させられる。1,2作目までは高○生で、3,4作目は大学生。5作目の最後には聡史と結婚までするのだが、ずっとひなたは翔に犯され続けている。それは、ひなたが翔とのセックスから抜けられなくなっているからだ。
個人的には「陰びより」辺りが一番興奮する。この話は短いのだが、進学後、完全に翔の都合の良いセフレになっている様子が窺える。セックス中もセックス後も、翔とそれなりに良い関係になっているように見えるところが最高にエロいのである。

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正真正銘の寝取られとは少し違うものの、寝取られの痛みをしっかり受ける作品集。寝取られが苦手な人にもチャレンジしてもらいたい一冊だった。
【まとめ】ひなたネトリズム
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
寝取られ |
- 寝取りor寝取られが好き
- 巨乳ヒロインが好き
- 禁断の関係、のようなシチュエーションに燃える
『ひなたネトリズム』は以上のような方々にオススメしたい。あまりもヒロインがかわいそうだなと思いつつも、結局ハマってしまうヒロインに呆れながらオナニーするのもまたおつなものである。
いちゃラブ和姦に飽きてきた人はぜひ一度試してみてはいかがだろうか。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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