はれんち。(utu)官能的で衝動的

は行

司伝の過去作レビュー

『はれんち。』は2017年に発売されたutu(うつ)氏作の商業アダルトコミックだ。

utu氏は失楽天に漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。画力は高く、抜群にエロティックなヒロインを描く。作風としては、和姦だがシンプルではなく、官能的な設定で話をエロティックに盛り上げてくれる。

本項では『はれんち。』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • 天使のきじょーい
  • はれんち。
  • ねぇちゃんH
  • ギャル弁
  • つみきちゃん
  • プールサイドのヒメゴト
  • ウルトラシスター
  • ウルトラアフター
  • ぼくのマーメイド
  • じゅようときょうきゅう
  • おもいおもい
  • 大家さんのか・お・り

『はれんち。』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ149534.html

『はれんち。』は全13篇のオムニバス短編集だ。内「ウルトラアフター」は後日談であり、冒頭の2篇と共に短いカラーページとなっている。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ149534.html

まず、特筆すべきは絵柄のエロさだろうか。出てくるヒロインはみんな色気がムンムン。ヒロインの肉体はもちろん、唇の描き方や表現の上手さもあり、とにかくエロい印象である。

セックスは和姦だが、いちゃラブという雰囲気は少ない。衝動的なものもあれば、出会い系や浮気、乱交など、現実的かつエロティックな設定のものもある。その画力に加え、破壊力のあるエロさを見せてくれる。

ヒロインはJK~社会人くらいで、ほとんどが抜群のスタイルの巨乳美女だ。張りがありつつも重力感のあるおっぱいは、生々しい仕上がりとなっている。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ149534.html

お気に入りを選ぶのは難しく、全て高品質と言っていいだろう。ギャルに誘われる「ギャル弁」はヒロインが良いし、尼さんとの乱交「ぼくのマーメイド」も使える1篇だ。そんな候補も上げつつ、一番は「ねぇちゃんH」にしておこう。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ149534.html

竿役の高校生、秋夫は友人の家に訪れていた。友人の姉、千恵のエロい姿が見られるからと、秋夫は友人に千恵の部屋のクローゼットに入れられてしまう。そこで風呂上がりの千恵の無防備な姿を見る秋夫。すると、千恵はオナニーを始める。その後、秋夫はそれを見ていたことがバレてしまい、泣きながら謝る。面白がる千恵は、秋夫にも自分と同じことをさせて……。

友人の姉。手の届かない感じに興奮してしまう相手である。しかも相手に遊ばれるような感じで、ペニスをしごかれる。この相手のオナニーに利用される形でセックスをするのは、Mにとってはたまらない性体験である。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ149534.html

全体的には、女性優位も男性優位もなく、誰でも楽しめる短編ばかりである。また、ひたすらエロさが前面に来るので、初心者から上級者まで使える一冊だと思う。

【まとめ】はれんち。

司伝評価

絵柄5.0
物語4.5
キャラクター4.0
抜き5.0
巨乳5.0
  • 巨乳ヒロインが好き
  • ただのいちゃラブでは物足りない
  • 浮気や出会い系など、一夜限りや衝動的なセックスに興奮する

『はれんち。』は以上のような方々にオススメしたい。本作のレビューは、かなり稚拙な文章になったことだろう。それは、本作の魅力が、ヒロインにおいてもシナリオにおいても、全て「エロい」という言葉に集約されてしまうからである。

本冊の良さは、ひたすら「エロい」ことだ。エロ漫画としては最も重要な誉め言葉であるため、どれほど文章が稚拙であっても、それだけは受け取っていただきたい。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

コメント

タイトルとURLをコピーしました