はなまるじあん/チグチミリレビュー-娘と思って

地域のTwitterを眺めていると、よく子どもが変な大人と遭遇する事案を見かける。それを見ると、やはり子どもは危険に晒される機会が多いのだなと思わされる。私、司伝なんかは、事案扱いされないようにと、決して身内以外の子どもとは接しないようにしている。

昔、近所に子どもとばかり遊ぶ男の人が居た。恐らく大学生以上くらいだったかと思うが、よく小学生のリーダーのような立ち位置で遊んでいたような記憶がある。彼の行動は、現代だと事案として通報されるのだろうか。

ひょっとすると、その昔見た彼は、本当に事案に相当するようなことを子どもにしていた可能性もある。そう思われることを避けるのは難しい。その壁は自覚しておくべきだろう。

司伝

今回はロリものの作品集をご紹介します。

本項目では、『はなまるじあん』の作者チグチミリ氏について、また、『はなまるじあん』のシナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。

はなまるじあん/チグチミリとは
1. 漫画家・チグチミリ
2. 作品・はなまるじあん
【詳細】はなまるじあん
まとめ～はなまるじあん～

はなまるじあん/チグチミリとは

はなまるじあん

タイトル	はなまるじあん
著者	チグチミリ
初版発行	2022年
掲載誌・レーベル	TENMA COMICS LO
出版社	茜新社
ページ数	207頁
形式	オムニバス

漫画家・チグチミリ

LO12月号漫画 https://t.co/5e6xOnjVg7
— とむ (@DDCMMTTOMM) October 24, 2021

チグチミリ氏はCOMIC LOで漫画を掲載しているエロ漫画家の先生だ。

個性的な絵柄が印象深いロリ系の先生で、気の強い悪ガキビッチを好んで描く。今回はロリっ娘の先鋭化も進んでおり、特に好みの分かれそうな、ちょっとブスっぽい子やぽっちゃり娘も描かれており、その辺りにも注目していきたい。

作品・はなまるじあん

おじさん、ボッキしてるよー…?
駐輪場の陰、団地の階段、娘の友達と自宅で…
「俺にもあるかも、君にもあるかも」なロリ漫画を8作品192Ｐ収録した著者5th単行本!
はなまるじあん【DLsite限定特典付き】 [茜新社] | DLsite 成年コミック – R18

『はなまるじあん』は短い描き下ろしも含め、全9篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「娘の××で膣出ししています」は3篇の中編で、描き下ろしの「娘に実演で教えてます」はそのスピンオフ的な作品となっている。

いつものチグチミリ作品らしい内容に、ヒロインのリアリティが増すことで、生々しさがアップした一冊。事案もあれば、近親相姦や淫行、インピオまで楽しめる、実用性たっぷりの仕上がりとなっている。

【詳細】はなまるじあん

引用：https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ430025.html

それでは、『はなまるじあん』をより詳しくご紹介しよう。

【収録作品】

Danchi the Moment
今夜も眠れない(性的な意味で)
Hey, Shikoreru Sister
娘の××で膣出ししています第1話～第3話
プールへ来なさい
秘密基地の扉から会いにきて
娘に実演で教えてます (描き下ろし漫画)

シナリオ

シナリオは全て現代劇で、どれも日常的なシーンの延長線上にエッチな展開がある。

全てロリ作品だが、ヒロインがマセガキだからエッチに展開する、という感じで、ダークな展開のものは無い。

プレイ内容

プレイは全て和姦だが、いちゃラブ展開は無しに等しい。ちょっと嫌がるそぶりこそあれ、どれも快楽目当てである。

体位は正常位が多く、他は騎乗位、座位、後背位など。フェラチオはほぼ常備しているが、シーンとしてはあっさりめ。手コキもいくつかの作品であり。

兄妹の近親相姦、教師と生徒、娘の友達、インピオというロリものの定番設定が揃っており、実用性の高い内容となっている。

ヒロイン

ヒロインは全てJS。おっぱいはほとんどちっぱい貧乳の正統派ロリっ娘だが、一人だけ発育したボリューミーなおっぱいを持つぽっちゃり娘も居る。

絵柄は個性的。ただでさえ好みの分かれそうな画風なのだが、今回は先述したようなぽっちゃり娘やブスっぽい娘も居るため、より人を選びそうだ。だが、JSロリ設定の生々しさは増したと言っていいため、よりロリコン向けになったとも言えるかもしれない。

オススメの一話

オススメの一話は迷うところだが、中編の「娘の××で膣出ししています」をピックアップしよう。

ひとり娘の花緒里がダンス教室に通いたいと言うので、竿役は二人で見学に訪れた。最初から張り切る花緒里に、娘との時間が減る可能性が増えたことに落ち込む竿役。開いた扉から、ロッカールームの中が見える。そこには、娘を誘った張本人、今宮真耶が居た。彼女は体調が悪いと言ってサボっていたのだ。久しぶりに会った彼女は、娘と比べてだいぶ発育が進んでいるが、それでもまだノーブラであり、その膨らんだ胸の先端が服の上からでも伺えた。サボりを指摘すると、真耶は竿役の目の前で着替えようとする。竿役は彼女の下着姿に、思わず目をそらすのを忘れてしまう。すると、真耶はそれに気づいてか、エロい目で見ていいと言う。花緒里より身体が大人だからエッチできる、と竿役を誘う真耶。竿役は我慢できず、そのまま彼女の処女を奪うと、それからダンス教室のたびに彼女とセックスをするようになり……。

いやあ、エロい娘だ。こうして誘われたらひとたまりもないだろう。本作の良いところは、やはり中編であるということ。このまま愛人関係のようになり、何度もセックスをするのがたまらない。娘と一緒に風呂に入ると欲情することに悩んだ竿役が真耶に相談すると、真耶は娘の服を借りて「いっそ真耶のこと娘って思って犯していーよ」である。本当にたまらんマセガキである。実用的な作品だった。

オススメのヒロイン

オススメのヒロインも非常に迷うところで、先述した真耶も含め、ほぼ全キャラ魅力的でエロい。ここでは「今夜も眠れない(性的な意味で)」の妹、心乃葉をピックアップ。

11時、竿役は妹、心乃葉の部屋の灯りがついていることに気づく。早く寝るように促すものの、心乃葉は最近はこの時間でも全然眠くならないらしい。「寝ないなら朝までくすぐりの刑でもするか？」とふざけて心乃葉に触る竿役。しかし、心乃葉に勃起していることがバレてしまう。心乃葉はそういうことを知っていることに驚きつつ、竿役は素直に謝罪する。すると、心乃葉は勃起したペニスが気になるらしく、ずっとそのままなのかと訊いてくる。竿役が「一度見てみるか？」と問うと、迷いつつも「見る」と言う心乃葉。竿役はペニスをさらけ出すと、心乃葉にそれを触らせ……。

兄妹の距離感がグッドな1篇。心乃葉は最初こそ本当に性への好奇心だけっで手コキをし、「絶対セックスはなし」と約束してお互いにイかせあう。この時は「あーあ、お兄なんかとエッチやっちゃうとか…」と愚痴る心乃葉だが、次の日には心乃葉から兄の部屋に訪れ、昨日と同じことをする。兄に「一回だけお試しで…」と言われて一回本番をしてからは、完全にハマり、自分からノリノリでセックスをするように。この一連の流れは兄妹のやり取りのリアリティが含まれており、非常にエロかった。変容が楽しめる妹であった。