なまいきハニートラップ(上田裕)円光少女の胸の内

司伝の過去作レビュー

『なまいきハニートラップ』は2017年に発売された、上田裕（うえだゆう）氏作の商業アダルトコミックである。

上田裕氏はCOMIC LOに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生だ。10年以上LOでロリ漫画を描き続けている、生粋のロリ作家であり、当然本冊もロリ作品である。

本項では『なまいきハニートラップ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

• 高校生になったら
• パンケーキとアイス
• 甘いもの好き
• 迷子のお知らせです
• 幸せになる方法 前後編
• おなかいっぱい
• 隣の紗矢ちゃん
• あかね横丁
• 恥ずかしがって
• はじめて

『なまいきハニートラップ』の魅力

『なまいきハニートラップ』は全11篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「幸せになる方法」は前後編の作品となっている。

ヒロインはほとんどがJSで上はJCまで。おっぱいはみんなちっぱい貧乳で、身長の低さやルックス、服装も含め、正統派のロリっ娘となっている。

上田裕作品は割とふわっとしたいちゃラブ作品が多いが、今回は円光や風俗（っぽい）などの売り系、あるいは脅迫やレイプの犯罪系に二極化。それでもそこまで重い感じがしないのは上田裕作品らしさだろうか。

特別目立つ作品もないため、お気に入り作品はいくつか挙げておこう。「パンケーキとアイス」はすっかり円光慣れしたJSの一ページ。内心冷めつつもロリコンを手玉にとるヒロインが魅力の良作。それと同じ世界観っぽい「甘いもの好き」も同じ円光作品。こちらも手慣れたヒロインだが、セックス自体は楽しんでいる感じ。「迷子のお知らせです」は迷子に手を出しちゃうお話。軽い空気感だが普通に犯罪である。「おなかいっぱい」は闇風俗っぽいお話。手慣れた感じにエッチする少女がツボに入る。「恥ずかしがって」は恥じらいなくエッチな事をしようとする妹に翻弄される1篇。こちらは数少ないいちゃラブ作品でもある。

特別惹かれる作品こそ無いが、設定だけでも楽しめる、外れもない作品集となっている。

【まとめ】なまいきハニートラップ

司伝評価

• ロリ×円光・風俗など売り設定が好き
• ちっぱい貧乳の正統派ロリっ娘が好み

『なまいきハニートラップ』は以上のような方々にオススメしたい。毎度のことながら、魅力的な設定が多いものの、抜くにはちょっと物足りないという印象。それでも、こちらの”妄想力”をくすぐる設定のために、また読みたいと思わせてくれるのが上田裕作品なのである。

円光慣れしたJSとかもはや合法ロリなのでは。下手な大人の女性よりも心が成熟してそうなイメージである。

本作については以上である。それでは、またの機会に。