司伝の過去作レビュー

『なかよし交援』は桜吹雪ねる氏作の商業アダルトコミックである。COMIC LOに掲載された作品が集められており、当たり前だが全てロリ少女がヒロインの単行本となっている。
桜吹雪ねる氏の画風は個性的で好みが分かれるだろう。丸っこいロリ顔とアヘ顔描写は、合う人にはとても合うと思う。作風も個性的で、明るく見えて不気味な設定の物語が多い。
本冊は長編の「ママくらぶへようこそ」がまさにそんな気味の悪い作品となっている。
『なかよし交援』の魅力

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『なかよし交援』は4編に渡る長編と、4編の短編+おまけで構成されている。
まず語るべくは長編である本冊は長編の「ママくらぶへようこそ」だろう。”ママくらぶ”……それが何かと言うと、JSがママになるための倶楽部なのである。つまり、倶楽部ではJSと大人による中出しセックスが行われており、実際にJSが妊娠している。

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あらすじはこうである。兄と日常的にアナルセックスをしているシホは、セックスしてくれないことに不満を持っており、コンドームの中の精子をおまんこに入れるなど、その不満が爆発寸前になっていた。
そんなシホに、ママくらぶからの誘いがある。見学に行くと、そこでは自分より年下の少女が大人に種付けセックスをされていた。その幸せそうな姿を見て、シホは入部を決意する。
以後は倶楽部に所属する少女たちのセックス模様が繰り広げられ、その後再びシホにスポットライトが当たることになる。シホは倶楽部の雰囲気に飲まれながらも、処女は兄のために取っておいた。
シホは兄の赤ちゃんが産みたいと迫る。しかし、それを兄に否定されると、兄のことを忘れるために、倶楽部の大人たちと子作りに励んでいく。
ヒロインが児童漫画にでも居そうなデザインであるため、その背徳感が半端ない。少女の体の描き方も上手く、画面も見やすいため、少女たちのセックスシーンを堪能できる。

だからこそ、このストーリーが淡々と進んでいく様子が、より気持ち悪いものに感じてくる。アへ顔描写も合わさって、少女たちの壊れっぷりがすごいのである。なかなか見応えのある作品だった。
本冊は短編も背徳感たっぷりで見応えのある作品ばかりだ。壊れていく少女に興奮するのなら、文句なしにオススメできる一冊なのである。
【まとめ】なかよし交援
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ロリ設定 |
- JSロリヒロインがメインの長編作品が読みたい
- 不気味な雰囲気で背徳感のある作品が読みたい
- アヘ顔や壊れた表情にこだわりがある
- あくまでもロリが好き
『なかよし交援』は以上のような方々にオススメしたい。ちょっとレベルが高めの作品であり、ロリコンの方にこそ向いているだろう。個人的にはもっと幸せなロリ少女のほうが好きだが、それでも興奮してしまうほどの迫力を持った作品なのだ。
絵柄とのギャップも魅力の一つ。エロ漫画らしくない少女たちを堪能していただきたい。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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