私、司伝がレビューサイトを立ち上げてもう1年が過ぎた。改めてレビューした作品群を眺めていて思うのは、ロリ作品率の高さである。もはや、ここで言うことが無くなりそうになるほどに、ロリ作品をレビューしてきた。改めて言っておこう。ロリコンですまん。
ヒロインである少女も魅力だが、ロリ作品の真髄はシナリオだと思う。現実であり得そうな行為だが現実では絶対にしてはいけない、というところが股間を刺激するのである。
いちゃラブですら背徳的。ロリ作品は決してロリコン紳士だけのものではないと思っている。ノーマルな方でも、空想と現実の区別がつく人は、ぜひ試していただきたい。

今回はロリ作品集をご紹介します。
本項目では、『ないしょのむりくり』の作者みなすきぽぷり氏について、また、『ないしょのむりくり』のシナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。
ないしょのむりくり/みなすきぽぷり とは
タイトル | ないしょのむりくり |
著者 | みなすきぽぷり |
初版発行 | 2021年 |
掲載誌・レーベル | TENMA COMICS LO |
出版社 | 茜新社 |
ページ数 | 250頁 |
形式 | オムニバス |
漫画家・みなすきぽぷり
茜新社様より🔞単行本「ないしょのむりくり」が出ます!宜しくお願いいたします^ヮ^帯つき表紙です。
— みなすきぽぷり🔞てっちゃんハト (@minasuki_popuri) July 23, 2021
特典付き書店様:
★紙版単行本(7月28日発売)
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みなすきぽぷり氏はCOMIC LOなどに漫画を掲載するエロ漫画家の先生だ。
プロになって20年以上のベテランの先生であり、一貫してロリ作品を創り続けている。その独特な絵柄はある時点において完成しているものの、作画は年を経てアップデートされている。作風はロリ系で、凌辱もいちゃラブも描く。現在でもロリ漫画界で高い存在感を示す先生なのだ。
作品・ないしょのむりくり
誰にも言えない
オンナノコのひみつ。素直な子、わがままな子、大人しい子…
みーんなまとめて犯しちゃいます♥COMIC LO掲載作&商業誌未掲載作&他誌原稿
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『ないしょのむりくり』は全11篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「かえりみち」シリーズは連作であり、過去の単行本「わたしたちのかえりみち」の続きが描かれている。同作については、読んでいたほうが楽しめそうだが、未読でも特に問題はない。また、「未央ちゃんぺろぺろされる♥」と「えろバナしよっ?」と「ゆまピーとお兄ちゃん」は同じキャラクターが登場する作品となっている。
引用にもある通り、同人作品など、LO以外の作品もまとめて収録されており、描いた年代もバラつきがある。内容についてはいちゃラブ系が多いが、マンネリになることは一切なく、様々な設定で描かれている。
【詳細】ないしょのむりくり

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それでは、『ないしょのむりくり』をより詳しくご紹介しよう。
【収録作品】
- アナちゃのかえりみち
- まこぴのかえりみち
- めぐポンのかえりみち
- 未央ちゃんぺろぺろされる♥
- えろバナしよっ?
- ぬたっ子祭り
- デートの後で
- みちる通っTaiL
- ゆまピーとお兄ちゃん
- ふありちゃん天才天才
- 旗を持たねば
シナリオ

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シナリオは全て現代劇。「旗を持たねば」のみハードだが、それ以外は割とソフトなラインナップとなっている。
全体的にはいちゃラブ系で、恋愛関係のものもあるが、好奇心や欲望に任せてヤっちゃうようなお話が多い。
プレイ内容

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プレイについては、相手が少女な割にほとんどが和姦。というか押し切っている感じがしないでもない。「かえりみち」シリーズについても、少女が前作時点では酷いことをされたと言及しているものの、本作においてはそれほど嫌がってはいない。本格的にレイプなのは「旗を持たねば」くらいである。
体位は正常位、後背位、対面座位が多いか。フェラチオは多く、イマラチオもあり。

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いちゃラブだが、ヒロインが嫌がっている描写は多い。つまりのところ、“嫌よ嫌よも好きのうち”という感じにセックスするヒロインが多い印象を受ける。
ヒロイン

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ヒロインは全てJS。おっぱいもちっぱい貧乳であり、正統派のつるぺたロリっ娘が堪能できる。
個性的な絵柄だけに、ビジュアル面で好みは分かれそう。ただ、独特なタッチの多くの漫画家に共通することではあるが、表情がバリエーションに富んでいる。コロコロ変わる表情の可愛らしさにより、絵柄との相性も吹っ飛ばしてくれるような気もする。

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オススメの一話
オススメの一話には「ぬたっ子祭り」をピックアップ。田舎らしい独特な祭りが舞台である。
このみの住む町では、”ぬたうなぎっ子祭り”という新しいお祭りが始まった。そこではうなぎのヌルヌル感にちなんだ大会も行われており、大量のローションを使用する。このみはただの傍観者だったが、知り合いのお兄さんであるなおきに、うっかり洗面器ごとローションをぶっかけられてしまう。なおきは号泣するこのみを室内に連れて行き、そこで体を拭いてあげる。しかし、その綺麗な脚や、大会のために来ていたスク水にムラムラしてきていた。このみがローションによって転びそうになると、なおきはそれをしっかりと抱きとめる。すると、我慢の限界が来てしまい……。
まずヒロインが大人しい感じのJSでとても可愛らしく、背徳感がたまらない。設定も面白く、さらっと差し込まれる”ぬたっ子祭り”のカットが、“祭りの裏でこんなことが行われている”ことを強調し、良い味出している。スク水姿でヌルヌルローションを使って競技……こんなエロい大会を考えたのは誰だと町内で怒られてしまいそうではあるが、うなぎが有名な地域だったら本当にありそうなのが良い。あったら是非見学に伺いたい。面白い1篇だった。
オススメのヒロイン
オススメのヒロインは「かえりみち」シリーズから「めぐポンのかえりみち」のめぐポンをあげたい。とても良いキャラしているのである。
めぐポンは同級生のタダノリと付き合っている。しかし、彼の家では、彼の兄であるタク兄に抱かれていた。友達のアナちゃはタク兄と付き合ってるのか問うも、めぐポンはあくまでもタダノリとの関係は純愛だと言い張る。めぐポンは今度こそタク兄に「エッチはぜったいダメ」と言おうと決意し、タダノリの家に向かう。すると、家の前でタダノリの父、タツオキに会い、家に入るように促された。めぐポンはタク兄のことをタツオキに相談するうちに、エッチまでしていることを白状してしまう。すると、タツオキは自分もイケると思い……。
自分は純愛系だと言い張る天然ビッチほど愛おしいものはない(彼女なら最悪だが)。めぐポンはJSながらそれが完成しているのが素晴らしい。彼氏の兄と父に抱かれているわけだが、実は前作では「かえりみち」シリーズの竿役である本屋にも抱かれているらしい。アナちゃとの会話での下品な感じもグッド。面白くて可愛らしいヒロインだった。
まとめ~ないしょのむりくり~
指の第二関節ってどっちだ!? pic.twitter.com/ES1ossK4om
— みなすきぽぷり🔞てっちゃんハト (@minasuki_popuri) August 1, 2021
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ロリ |
- ロリ×いちゃラブが至高
- 正統派のちっぱい貧乳つるぺたロリっ娘が好み
- 表情豊かな少女が愛おしい
『ないしょのむりくり』は以上のような方々にオススメしたい。なかなか安定して良い作品が揃っており、満足のいく一冊だった。
ロリ作品はいちゃラブでも背徳的に感じるのが良いところ。漫画の中でしか味わえない感覚を楽しもう。
本作については以上である。それでは、またの機会に。
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