とろとろむちゅう/ふみーレビュー(子●もらしさとは)

と行

私、司伝が常々思っていることだが、日本人がロ○コンになることは自然な事ではないかということだ。基本的に、日本人女性は外国人女性に比べてかなり小柄で胸も小さい。わざわざ日本人女性を選ぶ外国人男性の多くはロ○コンである。

アニメに登場するキャラクターの多くは、欧米人のような等身でボンキュッボンの肉体を持っている。そうじゃないキャラクターはロ○に分類されることが多いため、特に二次元においては日本人女性っぽいキャラ=ロ○キャラになるのではないか。日本人女性を愛する男がロ○コンになるのは、ある意味必然なのである。

ただし、精神面の描き方に言い訳はできない。特にエロ漫画については、そう言った子どもらしい精神性、仕草を描くことにこだわりを持つものもあり、そういったものが好きな男は正真正銘のロ○コンなのだ。私は……どちらだろうか。

司伝
司伝

今回は子どもらしいロ○キャラの多い作品をご紹介します。

とろとろむちゅう/ふみーについて。

とろとろむちゅう/ふみーとは

タイトルとろとろむちゅう
著者ふみー
初版発行2020年
掲載誌・レーベルTENMA COMICS LO
出版社茜新社
ページ数216頁
形式オムニバス

漫画家・ふみー

ふみー氏は美少女ゲームの原画家として活動していたイラストレーターだ。とろとろむちゅうは初の単行本となる。

漫画のほうの実力も申し分なく、画面全体がとても見やすい。キャラクターはいかにも萌えという雰囲気の娘ばかりで、「こんなにかわいい少女の……」と罪悪感すら沸いてくる

今作はロ○ばかりだが、原画になったゲームを覗いてみる限り、それ専門ではなさそうだ。個人的には、ロ○絵のほうが好きだし、ふみー氏自身もそうなのではないだろうか。

作品・とろとろむちゅう

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ226747.html

華奢な身体、ころころと変わる表情、一途に想ってもらえる幸福…
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××からロ○ババアまで、いろんな女の子との
あま〜いイチャラブをご堪能ください

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とろとろむちゅうは11篇で構成されている。内2つはおまけ続編のようなもので、実質的には9篇だ。

内容については全て和姦だ。神様や魔族など特殊な設定こそあれ、基本的には妹など身近な年下の娘がヒロインだ。

大きな特徴はその「愛らしさ」である。アニメや漫画の年の離れた妹キャラに設定するような、子どもらしさと可愛らしさが入り混じったものが、作品のキャラクターに込められている

そんな女の子とセックスするのである。なんと罪深いことか。それが今作の魅力だろう。

【詳細】とろとろむちゅう

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ226747.html

それでは、とろとろむちゅうをより詳しくご紹介しよう。

各話リスト

  • らぶ・いず・めでぃすん
  • ないしょのりらっくす
  • いつものりらっくす
  • ぶらっく・まじかる・あでぃくしょん!
  • かよいづま まいちゃん
  • にゃんにゃんぱにっく!
  • せんせいのススメ
  • 一人称はおねえちゃん!
  • 神様だって××したい!
  • ふしぎの国のまかちゃん
  • ふしぎの国のまかちゃん ~ひみつのおしろ~

シナリオ

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ226747.html

導入からセックスまでの流れは非常に単純明快であっさりだ。しかし、雑な導入という感じはしない。それは、導入の中でヒロインが「こんなにかわいいんだぞ」という見せ方がされているからだと思う。

「この子はロ○美少女だ」という演出の後、コミカルな表現で「こんなにかわいい」と演出。その流れで、「この子はセックスをするような少女ではない」と印象付ける。だからこそセックスシーンが興奮できるのではないだろうか。

プレイ内容

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ226747.html

フェラチオや手コキ、クンニの流れから正常位、後背位など、プレイ自体はスタンダードだ。しかし、背徳感はかなりある。何せセックスのセの字も知らない(ように見える)美少女が相手だ。罪の意識を持ちながらのいちゃラブセックスが堪能できる内容となっている。

ヒロイン

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ226747.html

ヒロインについては、「愛らしい」に尽きる。導入部分で読者に子どもらしいリアクションや仕草を植え付けてくるため、ヒロインのほぼ全員に対し「かわいい」という感情が持てることだろう。

セックスについても、初心ながら嫌がることはなく、皆が皆、愛情いっぱいのセックスを見せてくれる

オススメの一話

今作は良くも悪くも甲乙がつけづらく、「一人称はおねえちゃん!」までの全話は皆変わらないような気がする。

あえて言うなら「ないしょのりらっくす」だろうか。普通に一緒にお風呂に入ろうとするヒロインの茉那に強いロ○味を感じた。何もわからないままお風呂の中でペニスをマッサージする様子も良い。

オススメのヒロイン

これも飛びぬけたものはなく、先述した茉那か「ぶらっく・まじかる・あでぃくしょん!」の由真だろうか。中二病の痛いロ○少女というだけでポイントが高いが、勃起ペニスを見た時の表情が素晴らしい。エロに移ったときのこのギャップこそ、痛い系美少女の美味しいところだ。

セックス時に胸が見えないところだけが大幅な減点である。

まとめ~とろとろむちゅう~

司伝評価

絵柄4.5
物語3.0
キャラクター4.0
抜き3.0
愛らしさ5.0

とろとろむちゅう非常に萌えのある一冊だった。愛らしさ、子どもらしさとセックスとのギャップこそが魅力であり、かわいい絵に魅了されるために買う一冊である。

ただ、プレイ自体は(エロ漫画的)ノーマルだし、変態度が高い人ほど抜けないとは思う。子ども向けアニメの妹に欲情してしまうような人には手放しでオススメだ。

本作については以上である。それでは、また別の機会に。

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