司伝の過去作レビュー

『ちびっこエッチ』は2018年に発売された、ポンスケ氏作の商業アダルトコミックだ。
ポンスケ氏はCOMIC LOなどに漫画を掲載するエロ漫画家の先生である。当然ロリ作品を中心に描いており、子どもらしさの表現と、写実的なヌードに定評がある。ガチロリ感を求める人にオススメしたい先生の一人である。
本項では『ちびっこエッチ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- 寝技でいっぽん
- 雨宿 -あまやどり-
- あゆちゃんの川探検
- 女の子開花
- ナイショの介抱
- いたずらイチゴ
- 夏と秋の間
- 小悪魔JKカンナちゃん
- こいぬのワルツ リピート
『ちびっこエッチ』の魅力

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『ちびっこエッチ』は全9篇で構成されているオムニバス短編集だ。
ヒロインはほとんどJSかJC。一人だけJKがいるが、それ以外はみんなガチガチのロリっ娘たちである。絵柄はかなりクセがあり、顔はリアルとデフォルメの使い分け以外でも、絵の安定度として少し微妙。その上、体はやたらと写実的で、このバランス感には慣れが必要かもしれない。ただ、ハマるとこの肉体の興奮度は高く、なかなかクセになるのだ。
シナリオは全て現代劇で、大人と子どもの情事が描かれている。無邪気・無知な子に手を付ける展開が多いが、基本的には和姦セックスであり、重いお話はない。絵柄のこともあり、“子どもに手を付ける”という背徳感が強く、それこそが本冊の大きな魅力だろう。
お気に入りは「雨宿 -あまやどり-」だ。本冊の中でも絵の安定度が高い1篇である。

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竿役が外に出ると、そこには少女が雨宿りしていた。雨音は元嫁の子であり、雨音にとっての竿役は、三番目の父親である。雨音は竿役の部屋にあげてもらうと、濡れた服を全部脱ぎ捨て、全裸で布団の中に閉じこもってしまう。竿役は元嫁に電話するも、元嫁は子どものことを気にもしない。竿役は再び雨音に話しかけるが、天音は突然「エッチしてよ」と体を求めてくる。雨音は最初の父親と経験済であり……。
雨音は不遇な少女で、シリアスな過去が回想されるシーンもある。ただ、竿役との関係は概ね良好で、元親子ながらも、恋愛に近いいちゃラブなセックスをすることになる。子どもらしい体と行動、それなのに子どもっぽくない大人びた表情を浮かべるギャップが、何とも言えない魅力になっているヒロインだった。

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巨乳作品も1篇あるのだが、私にはそれが見えない。やはりロリ作品こそ魅力なので、ロリばかり描き続けてもらいたいものである。
【まとめ】ちびっこエッチ
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ロリボディ |
- ロリ少女の肉体表現にこだわりたい
- 正統派のロリっ娘に興奮する
- ロリ少女といちゃラブしたい
『ちびっこエッチ』は以上のような方々にオススメしたい。肉体描写が秀逸であり、ロリコンのツボをしっかりと押さえている。ロリコンの紳士方にぜひ試していただきたい作品集だった。
肉体描写の上手いロリ作品を読むと、「まさか、何か見ながら描いてないよね?」なんて心配してしまう。……適度にデフォルメすることは大事なのかもしれない。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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