司伝の過去作レビュー

『ちいさいこいいよね…』は2016年に発売された、小路あゆむ(しょうじあゆむ)氏作の商業アダルトコミックだ。
小路あゆむ氏はイラストレーターとしても活動している漫画家の先生である。児童向け商品のパッケージにでも使われそうなほどのぷにっとしたデフォルメ少女を描いているので、初めてエロ絵を見て驚く人も居るのではないだろうか。ぷにロリの名手である。
本項では『ちいさいこいいよね…』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- パパとのエッチな日々
- また、お風呂で逢えますか?
- ちゅーしてお兄ちゃん!
- 1年ぶりの
- パパのおまじない
- えっちな身体測定
- 300円のおつきあい
- おじさんだ~いすき!
- みんなやってるもん!
- 六年目の恋心
『ちいさいこいいよね…』の魅力

BJ103975.html
『ちいさいこいいよね…』は全10篇で構成されているオムニバス短編集だ。
作者の特徴とも言えるが、その大きな特徴はロリぷにな絵柄だろう。一見してエロ漫画のキャラクターに見えないようなヒロイン達が、ヌードになるだけでなく、生セックスをしている。この背徳感が一番の魅力である。

BJ103975.html
大きな瞳、ぷっくりとした乳首、ほとんどくびれのないお腹。何とも癖になる絵柄で、エロティックに感じないことがエロい、という矛盾した感覚が得られるのだ。
作風もその絵柄と相性が良く、純情で可愛らしい少女とのいちゃラブものとなっている。ロリ好きならどなたでも安心して楽しむことができるだろう。

BJ103975.html
お気に入りの一話は「えっちな身体測定」だ。個別身体測定からエッチをするという単純明快な話である。
大前提として、女子の身体測定について、男の憧れは強い。性の目覚めの一つと言っても過言ではないのではないだろうか。体操服姿の少女が自分から服をたくし上げ、そのささやかな突起を見せる。照れの有無はその子の成長具合によって異なる。そこがまた良い。
ヒロインである幸田は病欠により個別で身体測定をすることになるのだが、この話でドキっとするのは、冒頭の全体のシーンである。何気なく見せ合っている少女たちも良いし、無感情でたくし上げている少女も良い。一番良いのは、大谷という少女。
「せんせー見てるー! やらしー。ほらほら! 小学生のおっぱいだぞー!」
この少女は、女性の裸を見る男がエロい行為という認識こそあれ、JSの裸は別だと思っている。このくらいの子は、ちょっと前まで男子と一緒に着替えてたくらいであり、自らの裸が性的な対象だなんて思っていないのだ。何気なくインパクトのあるシーンだった。
ちなみにこの話はアニメ化もしているので、そちらもご紹介しておこう。

全体的に見ても、子どもらしさの描き方は一級品。子どもらしさこそ大事にしているエロ漫画愛好者の人にはオススメできる作品だった。
【まとめ】ちいさいこいいよね…
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ぷにロリ |
- ぷにっとしたロリが好き
- エロ漫画のロリは子どもらしさが大事
- ロリ×いちゃラブが好物
『ちいさいこいいよね…』は以上のような方々にオススメしたい。この絵は他にはない魅力がある。
服装から雰囲気まで、子どもらしさを存分に強調した本冊。そこを重視している人には安心してオススメできる作品なのである。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

コメント