司伝の過去作レビュー

『すとれんじがーる』は2018年に発売された、めの子(めのこ)氏作の商業アダルトコミックである。
めの子氏はCOMIC BAVELなどに漫画を掲載するエロ漫画家の先生だ。絵柄は萌え系の等身を高くした感じで、ムチムチ巨乳娘がよく描かれている。変態系のフェチっぽい作品が並ぶが、軸にあるのはいちゃラブ系という印象を受ける。
本項では『すとれんじがーる』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- でんじゃらすシスター
- 憧憬のスクレ
- 放課後インタレスト
- 片恋DASH!!
- こすろりっ!
- 紅のシレン
- ないしょのきもち
- はじらいスコール
- おしおき♥わがままがーる
- プライベートマネージャー
- 続っ片恋DASH
『すとれんじがーる』の魅力

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『すとれんじがーる』は全11篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「片恋DASH!!」には描き下ろしの続編も掲載されている。
ヒロインはほとんどJK。人妻も居るが、見た目に人妻らしさは無く、幼い印象を受ける。おっぱいはみんな巨乳で、巨尻もあってか多少むっちりとしている。ビジュアルについては、萌え系の顔と高めの等身は時に違和感を覚えるため、好みが分かれそう絵柄と言えそうだ。
内容は9割くらいは恋愛関係でのいちゃラブである。ただ普通のエッチというよりは、男女どちらか、あるいはどちらも変態傾向にあり、ちょっとフェチっぽいセックスになることが多い。女装、ペット、ランドセルプレイなどその種類は多様。抜けるいちゃラブ作品として仕上がっている。「紅のシレン」のみ複数プレイとなるが、女性優位の輪姦という感じで、空気としては緩め。変態いちゃラブにおけるソフトな空気感は全体で共有されている。
作品は良くも悪くも平均点という印象で、飛び抜けた作品は無いものの、全体的にそれなりに使えると思われる。ここでは「憧憬のスクレ」をピックアップ。

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加茂部直斗は生徒会長の羽鳥麗子に恋をしている。自分に優しい彼女に脈があると考えた直斗は思い切って告白するが、麗子からは「女のコが好きなの」と思わぬ返事をされてしまう。それでも直斗の顔は好みだという麗子は、ナオトに女のコの格好をしてみないかと提案する。女装した直斗は自分でも驚くほど可愛く仕上がり、それを見た麗子は「アリかも」とつぶやく。そして、麗子は直斗に強引にキスをすると……。
見た目さえ可愛ければ良いのか、女のコが好きな割にペニスにも興味津々の麗子。フェラチオからの騎乗位挿入へと至る流れがおねショタ的でグッド。本物のペニスが初めて、な彼女は処女廚でも美味しくいただけそうである。実用的な1篇だった。

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いちゃラブ好きにピッタリな作品集。萌え巨乳美少女たちを愛でよう。
【まとめ】すとれんじがーる
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
いちゃラブ |
- いちゃラブこそ至高
- 萌え系巨乳ヒロインが好み
- ちょっと変態な女の子が好き
『すとれんじがーる』は以上のような方々にオススメしたい。恋愛作品ばかりなので状況や関係性でのエロさは薄いかもしれないが、フェチっぽい要素が加わることで、抜けるいちゃラブ作品集として仕上がっている。
現実でも変態彼女といちゃラブしたいものだが、まず彼女を作ることが至難の業。ロリやおねショタは諦めているから、いちゃラブくらいは現実的であってくれ。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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