司伝の過去作レビュー

『じゅんむす』は2016年に発売された、黒越陽(くろこしよう)氏作の商業アダルトコミックである。
黒越陽氏はここ最近単行本を出しておらず、2021年現在『じゅんむす』が最新作となっている。雑誌掲載はしているようなので、新刊の発売を期待だ。等身高めのボンキュッボンなヒロインを描く先生であり、本冊でも見るからにエロい体をしたヒロインが活躍している。
本項では『じゅんむす』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
『じゅんむす』の魅力

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『じゅんむす』は全9篇と2頁のあとがき漫画で構成されているオムニバス短編集だ。内2篇が連作となっている。
全体的には和姦いちゃラブものが中心だ。処女もそれなりにおり、ハイテンポながらも、心の繋がりからのセックスが描かれている。また、複数プレイも3篇ほどあり、半ば無理やりされていることもあるのだが、最終的には楽しんでいたり、悲劇的なシーンは一切ない。

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生挿入から中出しするシーンも多く、その際には膣内描写もされている。いかにもペニスを入れたら気持ちよさそうな膣内が表現されており、なかなかインパクトがある。
お気に入りには「猫フェス」「兎フェス 」の連作と「ユウダチ」の3篇をあげよう。
「猫フェス」は天然女子、猫羽(ねこは)が強引に仲の良い男子たちの”男子会”に参加した結果、AV鑑賞の後に乱交してしまう話だ。その続編の「兎フェス」は、猫羽の友人、海砂(うさ)が猫羽の乱交を見てしまい、それがバレた結果一緒に参加してしまう話だ。

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天然な猫羽がかなりかわいい。襲われるような形でプレイが始まるのだが、いざ挿入される際には「入れてくれるの?」である。天然が故に気持ちよさを優先し、仲間外れに心を痛める。結果的に信じられないほどに寛容かつ奔放なエロ女に仕上がったわけだが、その純粋さが良かった。
「ユウダチ」は純愛系である。主人公の大介、その幼なじみの歩は突然胸が大きくなり、周りの男子からも注目される存在になっていた。そんな歩は、大介がよそよそしくなったことに悩んでいた。二人で下校時に突然の雨が降り、びしょ濡れになりながらもバス停で雨宿りする。そこで歩は、大介が自分の胸を気にしていることに気づき……。
歩は日焼け巨乳JKである。そして処女である。先ほどの乱交とは違い、こっちは純情そのものの初体験セックスだ。破瓜の痛みを感じながらも愛し合う二人の姿に興奮させられた。
冒頭の乱交が目立つが、そのほとんどは純愛もの。いちゃラブ好きに合いそうな単行本だが、乱交も見応えがあるため、どちらが目当てでも楽しめる作品集になっている。
【まとめ】じゅんむす
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
膣内射精 |
- 中出し、膣内描写が好き
- 等身高めの巨乳ヒロインが好き
- 純愛処女喪失シーンが好き
『じゅんむす』は以上のような方々にオススメしたい。絵柄は私には合わないものの、胸の大きさが強調されるデザインであるため、合う人にはとても合うと思う。
両想いで相手も処女。こんな風に童貞を捨てたかったものだ。私なんかチャイエスである。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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