さきゅらいふ(七瀬瑞穂)食べるより食べられたい

さ行

司伝の過去作レビュー

『さきゅらいふ』は2014年に発売された、七瀬瑞穂(ななせみずほ)氏作の商業アダルトコミックだ。

七瀬瑞穂氏は10年以上エロ漫画を描いているベテランの先生だ。スレンダー巨乳のヒロインを描き、比較的ファンタジー設定の作品が多い。

本項では『さきゅらいふ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • さきゅらいふ 第1話
  • さきゅらいふ 第2話
  • さきゅらいふ 第3話
  • さきゅらいふ 第4話
  • さきゅらいふ 第5話
  • さきゅらいふ 最終話
  • さきゅらいふ 外伝
  • 祈年祭

『さきゅらいふ』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ049579.html

『さきゅらいふ』は外伝を含めて全7篇の長編と、1篇の短編で構成されている単行本だ。

連作長編「さきゅらいふ」については、簡単にあらすじを書いておこう。主人公、ケンジは淫夢に悩まされていた。実は、幼なじみのシズクのせいであり、シズクは夢魔だという。ケンジはシズクの夢魔試験のために、シズクの処女を貰った。そうして、二人のセックスライフが始まる。

エロゲ的で非常に都合のよい設定である。だが、それがいい。シズクは夢魔であり、ケンジを好いているため、ひたすらケンジと中出しセックスをし、精子を搾り取る。その後、年上の夢魔、一条あやねやシズクの妹のユウカともセックスをする展開も、いかにもエロゲという感じである。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ049579.html

シズクも魅力的ではあるのだが、個人的に気に入っているのは、あやねの夢乱交「第4話」、ユウカと浮気エッチする「第5話」である。

「第4話」では、路地裏でオナニーをする姿を3人の少年に見られたあやねが、自らの力を行使し、夢魔の世界に少年たちを導く。そこでショタチンポ食べ放題なおねショタ乱交をする話だ。
その姿はまさにサキュバスであり、かなりエロかった。

「第5話」は、ケンジが留学から帰ってきたユウカと再会するシーンから始まる。二人きりになるといきなりキスをされ、ユウカは自分も夢魔であることを告白する。そして、ユウカに導かれるまま、ケンジは中出しセックスをしてしまう。
作者は「ロリビッチ」と称していたが、それほどロリではない。ただスレンダー貧乳であり、しっかり幼さは表現されている。キャラとしてはかなり気に入った。ただ、その分この話にしか登場しなかったのは残念だった。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ049579.html

外伝も短編も、どちらもヒロイン側から男を食べるような印象の作品が多かった。受け身で襲われたい願望を持つ方にこそ合いそうな単行本だった。

【まとめ】さきゅらいふ

司伝評価

絵柄3.5
物語3.5
キャラクター3.5
抜き3.5
M向き5.0
  • 食べるより食べられたい
  • スレンダー巨乳が好き
  • 精子を搾り取られる描写が好き

『さきゅらいふ』は以上のような方々にオススメしたい。ヒロインの性質など、基本的には初心者でも安心できるタイプの作品集であり、食べられたい、という人にこそ向くだろう。

夢魔、現実に居てほしいものだ。現実のセックスはご機嫌窺いばかりで大変なのである。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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