人は何故浮気をしてしまうのか。私、司伝にはそれが全く分からない。何故ならば、恋人ができたことがないからである。よし、死のう。
セックスについて、愛こそ最高のスパイスだと思っているが、人によってはそうとは限らないのだろう。身内感が出ると、セックスも義務化してしまうのかもしれない。
何故浮気の興奮がわからないのに、寝取られの興奮はわかるのだろうか。寝取られは片思いでも味わえるからだろうか。とりあえず、寝取られは興奮する。

今回は恋人・旦那以外の男に抱かれるヒロインの活躍する作品集をご紹介します。
本項目では、『ごめんね…今日は、帰れない。』の作者ミナトイトヤ氏について、また、『ごめんね…今日は、帰れない。』のシナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。
ごめんね…今日は、帰れない。/ミナトイトヤ

タイトル | ごめんね…今日は、帰れない。 |
著者 | ミナトイトヤ |
初版発行 | 2020年 |
掲載誌・レーベル | BAVEL COMICS |
出版社 | 文苑堂 |
ページ数 | 204頁 |
形式 | オムニバス |
漫画家・ミナトイトヤ
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— DLチャンネル情報局 (@DL_channel_info) January 17, 2022
ミナトイトヤ氏はCOMIC BAVELなどに漫画を掲載するエロ漫画家の先生だ。
浮気・不倫、寝取られなど、インモラルな関係性をテーマにした作品を描く。絵柄は等身高めのセクシー系で、時には少し垂れるほどの巨乳を描く巨乳党である。
作品・ごめんね…今日は、帰れない。
「他人チンポでイキ狂う私をどうか許して…」孤高のインモラルファッカー・ミナトイトヤが贈る、NTR姦まみれの2ndコミックスがついに発売! 永遠の愛を誓い合った恋人でさえ、とめどなく注ぎ込む肉欲の前では抵抗不可能! メスの悦びを徹底的に叩き込まれ、さらなる深みへと嵌っていく…! 婚約者が旦那の同僚に…、先輩彼女が彼氏の父親に…、優等生が彼氏の見ている前で…等々、欲望の沼に溺れた『肉オナホ達』の完堕ち絶頂狂い10連発! キミの脳を粉砕する、狂気に満ちたネトリ愛をその目に焼きつけろ!
ごめんね…今日は、帰れない。【電子限定版】 [文苑堂] | DLsite 成年コミック – R18
『ごめんね…今日は、帰れない。』は短い描き下ろしも含め、全10篇(電子だと11篇)で構成されているオムニバス短編集だ。描き下ろし、電子限定描き下ろしはどちらも本編の後日談となっている。
「NTR姦まみれ」とあるように、いちゃラブとは程遠い、インモラルな関係性の作品ばかりとなっている。ヒロインが快楽を求めるというよりは、悲劇的な展開が多く、輪姦・レイプ・脅迫・枕営業など、心の痛む内容が多い。その点は注意が必要である。
【詳細】ごめんね…今日は、帰れない。

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それでは、『ごめんね…今日は、帰れない。』をより詳しくご紹介しよう。
【収録作品】
- ギブアンドテイク
- 補習の時間
- 保護者の条件
- マリッジブルー
- 恥辱の放課後
- いつか結ばれる日まで
- 穢された約束
- エダワカレ
- 投影相姦
- 彼女達のその後…
- 続・保護者の条件(電子限定)
シナリオ

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背徳感が重要なだけに、シナリオはもちろん全て現代劇である。輪姦・レイプ・脅迫・枕営業など、悲劇的な展開こそ多いが、ヒロインが快楽堕ちすることもあり、思ったほどは暗くも感じないと思われる。
ただ、なんにしてもかわいそうなことに変わりはないため、ある程度の耐性は必要である。
プレイ内容

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プレイは基本的には一対一だが、輪姦作品、あるいは脅迫レイプにおいては女性一人対男性複数となっている。
体位は正常位や後背位が中心。フェラチオ、パイズリはそれなりにさせられる。
女性が不本意な形でセックスをする⇒それを身体が受け入れる、という流れがテンプレート。快楽堕ち、アヘ顔好きにも向く内容となっている。
ヒロイン

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ヒロインはJK以上で、社会人、人妻も少々。おっぱいは漏れなく巨乳で、ちょっと垂れ乳っぽく描かれるのがエロティックである。
絵柄に多少のクセはあるが、それほど極端ではない。なので、ビジュアルは良い意味で普通である。
オススメの一話
それほど飛び抜けた作品もなく、オススメの一話選びは難航。今回は「マリッジブルー」をピックアップする。
美奈穂は、一か月後に四年付き合った彼との披露宴が控えていた。彼の後輩の山梨は仲人としてその打ち合わせで二人の家に訪れていた。しかしその夜、美奈穂は山梨に犯されてしまう。酔っぱらった美奈穂は、一服盛られた恋人の寝ている横で、山梨にレイプされたのだ。その後、美奈穂は山梨に脅され、頻繁にセックスをするようになった。そうして仕込まれたこともあり、いざ彼とのセックスになると感じなくなってしまい……。
開幕即レイプ事後。かわいそうな展開ながらも、山梨に遊び半分に抱かれつつ快楽を覚えていく美奈穂がエロかった。実用的な1篇である。
オススメのヒロイン
オススメのヒロインも悩むが、ここでは「補習の時間」の凛をあげておこう。
凛が大宮誠二の個別指導を始めて四ヵ月、凜は一ヵ月ほど前から彼のオナニー休憩を手伝うようになっていた。大宮は夫よりも逞しいペニスを持っており、いつしか凜もまた大宮で興奮するようになっていた。そんな中、大宮は「刺激に慣れたのかな」と言い、興奮できなくなったからと、凜に触れるようになり……。
女教師が生徒のペニスで快楽堕ち。ベタだが興奮できる設定の一つである。旦那が居るのに生徒のペニスに見惚れ、結局我慢できなくなってしまった凜。清楚系ビッチで、本冊でも随一のエロ女と言えよう。
まとめ~ごめんね…今日は、帰れない。~
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
背徳感 |
- 寝取りや寝取られが好き
- レイプ・輪姦・脅迫プレイに興奮する
- 巨乳美女を犯したい
『ごめんね…今日は、帰れない。』は以上のような方々にオススメしたい。インモラルな設定のバリエーションに富んでいて、普通のいちゃラブでは満足できない人にはぜひオススメしたい一冊である。
なまじレイプ願望がないこともあり、悲劇的な展開は常に女性側の視点で見てしまう。案外、この手の作品は女性向けだったりするのだろうか。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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