司伝の過去作レビュー

『こんなこと』は2015年に発売された、三巷文(みなとふみ)氏の初の単行本である。2021年現在、同先生は商業アダルトコミックでは本冊しか発表していない。
三巷文氏は2019年頃まで一般誌で作画を担当していた。それも納得のほどに画力は申し分なく、構成力や表現力も高い。ヒロインも巨乳から貧乳まで幅広く、シナリオもいちゃラブを中心に様々な設定で繰り広げられる。画力からエロさまですべて安定して高水準の先生である。
2021/08/20 00:00~
— FANZA最新作 (@fanza_2020) August 19, 2021
よく似たふたりは…
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ここ最近は、どうやらエロに戻ってきたらしいので期待したい。
以下、本項では『こんなこと』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- 家出イトコ
- Revenger×Massager
- Don’t touch me!
- unplugged
- ちいさなくま
- おおきなくま
- Sweet10…
- ふたりの部屋
- かりものの
- プライベートスタンダード
- ONE PLAY
- ハナアザミ
- スペアキー
- 月蛍抄
- ライラックの頃
『こんなこと』の魅力

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『こんなこと』は全17篇のオムニバス短編集だ。270頁の大ボリュームであり、非常に充実した一冊となっている。
先述したように、画力は本当に高い。ヒロインの顔の描き分けがしっかりされながらもみんな可愛く、短編の構成力も申し分ないため、全篇楽しめる内容となっている。

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巨乳のヒロインの魅力的だが、個人的には貧乳のヒロインを推したい。「unplugged」の千葉みやびなんか最高である。やり過ぎるとロリっぽくなり過ぎるところを、絶妙なラインで止めた貧乳少女だ。地味で清楚な雰囲気であるため、その小さいおっぱいが可愛いくて仕方ない。メガネを付けなおしてセックスをするところも最高である。
「家出イトコ」の日焼け巨乳JK、伊咲もお気に入りだ。強引に童貞を奪う導入から、好意がバレると途端にしおらしくなる。愛を感じる甘々ないちゃラブセックスが何とも興奮できる1篇だ。こちらは構成力も光っている。

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「Revenger×Massager」もお気に入りの一話だ。姉の友達、瑠璃子に小さい頃から悪戯(性的なものを含む)されていた公康が復讐する話だ。好意の裏返しで悪戯をしていたことがわかってからのいちゃラブセックスも良かったが、導入の回想で公康が手コキでイカされているところが個人的に興奮するシーンだった。
抜きどころ満載、全体の質も◎。ぜひまたアダルトのほうで単行本を出してもらいたいものだ。
【まとめ】こんなこと
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
貧乳ヒロイン |
- ロリじゃない貧乳ヒロインを愛している
- 巨乳から貧乳まで様々なヒロインを見たい
- 純情清楚もビッチもどっちもあり
『こんなこと』は以上のような方々にオススメしたい。とにかく安定しており、誰にでも響くような作品ばかりなため、初心者から上級者まで広くオススメできる。
まったくもって文句のつけどころがない。次作も楽しみである。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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