お姉ちゃんのナカ(吉田鳶牡)初体験は弟でした

お行

司伝の過去作レビュー

『お姉ちゃんのナカ』は2016年に発売された、吉田鳶牡(よしだとびお)氏作の商業アダルトコミックだ。

吉田鳶牡氏はコミック刺激的SQUIRT!!などに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。写実的でスレンダーな女性作画が特徴的。内容としては、インモラルなおねショタやちょっぴりビターな恋愛ものなど、繊細なものが多い。

本項では『お姉ちゃんのナカ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • 未来を回想しながら水平に落ちてゆく
  • 姉の性! 僕の嫉妬。(無印、2)
  • 知佳子 オトメザウルス3 -前後編-
  • お姉ちゃんといっしょ
  • OTOME THE VIRUS (無印、2)
  • オトメザウルス2 -時雨-
  • オトメザウルス4 -遥-
  • 無邪気と格闘 〜incest

『お姉ちゃんのナカ』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ097572.html

『お姉ちゃんのナカ』は全11篇で構成されているオムニバス短編集だ。内3作が2篇ずつの連作で、「オトメザウルス」はシリーズものであり、世界観は繋がっている。

ヒロインは明確に描写されていないが、JCやJK、あるいは社会人以上。おっぱいの大きさは幅広く、それぞれ年相応のサイズである。漫画的な大きすぎる巨乳はなく、肉体の生々しさを重視しているように感じる。

『お姉ちゃんのナカ』というタイトル通り、おねショタへのこだわりが強く、該当作品も多い。妙にリアリティがあり、その臨場感がより興奮に繋がる。

シナリオについても背徳的で興奮を掻き立てるものがあった。ただ、終わり方は少し独特で、綺麗にオチるという感じではなく、セックス後にぷつっと切れるように終わるものが数作ある。その辺りをもう少し描いてほしいと思ってしまうのは、それだけお話が魅力的だとも言えそうだ。

お気に入りを選ぶのは難しいが、「未来を回想しながら水平に落ちてゆく」をあげよう。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ097572.html

夏樹は母に暴力を振るう父に対して嫌悪感を抱いており、それを庇う母に対しても腹が立っていた。ある日、近所の少年、博巳がびしょ濡れのまま外で泣いており、家に上げて風呂に入れてやることになった。同じ男でもまだまだ弱い子どもである博巳。博巳は早く大人になりたいと言うが、夏樹は男女で大人になれる方法があると博巳に言う。夏樹はそれをしたがる博巳を見て悩むが、自分がこの子を父みたいにならないようにすればいいと考え、博巳と大人になろうとする……。

エロ漫画のショタとしてもここまで幼い少年はなかなか描かない気がする。夏樹がJCJKかはわからないが、博巳は彼女よりもかなり年齢差を感じるのである。挿入してから気持ち良さで怖くなり泣き出す博巳と、破瓜の痛みに耐えながらも博巳を導く夏樹。何とも背徳的な作品だった。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ097572.html

繊細なタッチとインモラルな内容との相性抜群。刺さる一冊だった。

【まとめ】お姉ちゃんのナカ

司伝評価

絵柄4.0
物語4.5
キャラクター4.5
抜き4.5
背徳感5.0
  • 背徳的な設定に興奮する
  • おねショタが好き
  • スレンダーかつ写実的なヌードが好き

『お姉ちゃんのナカ』は以上のような方々にオススメしたい。非常に上質なおねショタもあるし、それ以外の作品も良い空気感がある。

おねショタ作品を読むと、今の記憶のままタイムスリップしたい欲望が沸きあがってくる。無知な振りしてJKお姉さんと一緒にお風呂に入りたい人生だった。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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