司伝の過去作レビュー

『おんなのこ解禁』は2018年に発売された、上田裕(うえだゆう)氏作の商業アダルトコミックだ。
上田裕氏はCOMIC LOに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。LOだけにロリ特化の先生であり、その設定のバリエーションは豊富。絵柄は個性的で、パッチリと大きな目が特徴である。
本項では『おんなのこ解禁』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- 中出し大好き
- 公民館の読書室
- まずはお話だけ
- 最後のおままごと
- 二人の先生
- パパとママの寝室
- おうちキャンプ
- カミナリこわい
- 父の日の白紙券
- しかえし
- 野良の恩返し
- 第1回およめさんテスト
- 貧乏兄妹
『おんなのこ解禁』の魅力

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『おんなのこ解禁』は短いものも含めて全13篇で構成されているオムニバス短編集だ。
ヒロインはJS、時々JC。おっぱいはみんなちっぱい貧乳で、全て正統派のロリっ娘たちと言えるだろう。独特な絵柄ながらも、一見して可愛いヒロインばかりで、ビジュアルも文句なしである。
上田裕作品は内容にこそ注目。いちゃラブもあれば売り設定、近親相姦もあり、そのバリエーションは豊富である。特徴的なのは、暗い設定でも暗くならず、オチもどこかシュールな雰囲気で終わることである。そして、13篇も詰め込まれているだけあって、各短編はサクッと簡潔に描かれており、存分に多様な設定を満喫できるようになっている。

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欠点としては、その簡潔さゆえに、フィニッシュまで使えるかが微妙な点である。読んでいて興奮はするが抜くまではいかない、当て馬(種牡馬のために雌馬を興奮させる馬)的な作品集である。
全体として平均的であり、お気に入りは特になし。中出ししなきゃすねちゃうヒロインが可愛い「中出し大好き」は短いながらも興奮度はそこそこ高め。実験的行動からロリとセックスに繋がった「公民館の読書室」は上田裕先生らしい独特な1篇。両親への腹いせでロリコン男を寝室に連れ込む「パパとママの寝室」もエロさ十分。庭のテントで声を殺しながらセックスをする「おうちキャンプ」も悪くない。あとは、父の日に貰った何でもする券を悪用する「父の日の白紙券」も展開としては好みだ。選ぶならこの辺りだろうか。

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ロリコンなら楽しめるような設定の宝庫のような一冊である。
【まとめ】おんなのこ解禁
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
ロリ |
- ロリコンである
- 色んなロリ設定が読みたい
- でも暗い話は苦手
『おんなのこ解禁』は以上のような方々にオススメしたい。いつも通りの上田裕作品といった感じで、非常に安定した作品集だった。勃起させるまでは文句なしである。
重い話よりも軽い話のほうが何度でも読める。そういう意味では、上田裕作品はコスパ抜群なのだ。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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