おんなのこのおうちえっち/紅村かるレビュー-みんな違ってみんなイイ

お行

今までで最高のセックスの相手は誰だっただろうか。私、司伝の場合は、ゴムを拒否られたので本番は無しかと思ったら素股から生で入れてきたムチムチの女性か、ずっとキスばかりしてくる巨乳のかわいい女性のどちらかだろうか。

どちらも捨てがたいほど興奮させてもらった。生涯で一人としかセックスをしない、なんて人生は考えられない。今後も最高のセックスについては求め続けていくだろう。そう思うと、独身で良かったと思う。

普段の性格が特殊な人ほど、どんなセックスをしているかに興味がわく。よく、変人とばかり付き合う人間が居るが、ひょっとするとそういう目的なのだろうか。ブチギレ系の人も、無口系の人も、変態系の人も、みんな違ってみんな興味深いのだ。

司伝
司伝

今回は変わり者彼女とのいちゃラブものなど、いちゃラブ短編集をご紹介します。

本項目では、『おんなのこのおうちえっち』の作者紅村かる氏について、また、『おんなのこのおうちえっち』シナリオプレイ内容ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。

おんなのこのおうちえっち/紅村かるとは

タイトルおんなのこのおうちえっち
著者紅村かる
初版発行2018年
掲載誌・レーベルワニマガジンコミックススペシャル
出版社ワニマガジン社
ページ数187頁
形式オムニバス

漫画家・紅村かる(べにむらかる)

紅村かる氏は快楽天BEASTなどで漫画を掲載しているエロ漫画家である。『おんなのこのおうちえっち』が初の単行本となる。

等身が高めの、可愛らしさとセクシーさが両立するような美女を描く先生で、作風はいちゃラブ多め。初心者でも安心な先生である。画力もそこそこで、正統派エロ漫画家という印象だ。

作品・おんなのこのおうちえっち

ちょっと変わったクセモノたちとのイチャラブがた〜っぷり詰まった1冊!!

おんなのこのおうちえっち [ワニマガジン社] | DLsite 成年コミック – R18

『おんなのこのおうちえっち』は全14篇で構成されているオムニバス短編集だ。短いカラーページと描き下ろしが1篇くらいのボリュームだとすれば、実質的には10篇くらいだろうか。

内容はほぼいちゃラブ系だ。「クセモノたちとのいちゃラブ」と引用に記載してあるが、これはヒロインとは限らず、竿役がおかしいケースも多々ある。そのクセモノっぷりについても、ラブコメ的な軽いものだ。

【詳細】おんなのこのおうちえっち

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ160738.html

それでは、『おんなのこのおうちえっち』をより詳しくご紹介しよう。

【収録作品】

  • 双葉性長日記
  • 双葉性長リポート
  • 双葉性長BLOG
  • 双葉性長実技
  • ジャン権H
  • デキた娘
  • まいぷれいす
  • ハナノイワト
  • Operation:Eats The Cherry
  • pushover
  • PV攻防戦
  • 失恋デスフロン
  • プレゼントフライデー
  • 双葉性長後記

シナリオ

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ160738.html

シナリオ軽いノリのラブコメいちゃラブがほとんどだ。「デキた娘」だけ雰囲気が違うが、周りがラブコメしているぶん、巻き添えでコメディーに見えたりもする。

連作っぽくなっている「双葉」シリーズは、最後の描き下ろし以外全てカラーであり、双葉が身内のセックスを目撃⇒最後には自分も初体験、という流れになっている。シナリオらしいシナリオもないため、中編とも言い難い。

プレイ内容

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ160738.html

プレイ内容も当然甘々なものが多い。恋人か両想いの関係からいちゃラブセックスする展開ばかりだ。

それなりに女性優位の展開が多いため、フェラチオはそこそこある。体位は正常位が多く、後背位や騎乗位、座位もそれなりである。あと、生中だしも多い。

先述した「デキた娘」だけ、寝取られとジャンル付けされそうだが、ヒロインが変人なので、それほど背徳感もない。

ヒロイン

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ160738.html

ヒロインJKから社会人くらいであり、みんなそこそこ胸が大きい。巨乳だが、エロ漫画的には美乳くらいだろうか。スレンダーなボディとのバランスが良い巨乳である。

年上ヒロインはリードしてくれる展開が多く、JKヒロインは竿役のほうから積極的になっている。この辺りは自然な展開を意識しているのだろう。

オススメの一話

割と横一線で選びづらいが、オススメの一話は「Operation:Eats The Cherry」である。

歳下彼氏、トモと初体験しようとしたものの、処女だと明かすと、「歳上おねーさんに手ほどきしてもらいたかった」と言われたミコト。恋人のために仕方なくエッチな知識を蓄えると、ミコトは処女でありながらもトモの初体験の手ほどきをすることになった。

処女は希少価値のあるものだが、年上に手ほどきしてもらいたいというこの竿役の気持ちもよくわかる。むしろ今だからこそわかるのかもしれない。おねショタ好きならきっとわかるだろう。トモのために自信ありげなお姉さんに変身するミコトが可愛らしい1篇だった。

オススメのヒロイン

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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オススメのヒロイン「まいぷれいす」マコだ。隣に住むJKである。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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元々人見知りだったマコだが、いつの間にか隣に住むサトーに懐いていた。愛情表現の強いマコに対し、「貴重な若い時間をおっさに使うのはもったいない」と一蹴するサトー。それをきっかけに、マコは自分が本気であることをサトーにぶつける。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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がっつり甘々ないちゃラブものである。マコがとにかく積極的で、冒頭から朝フェラを仕掛けるのだが、私はその瞬間が一番好きである。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
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エッチに入ってからはもうデレデレ。甘々な作品が好きな人にオススメしたい1篇だった。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ160738.html

まとめ~おんなのこのおうちえっち~

司伝評価

絵柄3.0
物語3.0
キャラクター3.0
抜き3.5
甘々5.0
  • 甘々いちゃラブが好き
  • ちょうどいい巨乳が好き

『おんなのこのおうちえっち』は以上のような方々にオススメしたい。本冊は何と言っても甘々なところが魅力的だろう。

反面「変わり者」という点は薄く、その辺りを期待すると物足りないかもしれない。ラブコメ的な可愛さをもったヒロインがちょうどいいという人にこそ合うのではないだろうか。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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