司伝の過去作レビュー

『おねショタおね!』は2012年に発売された、内々けやき(うちうちけやき)氏作の商業アダルトコミックである。
内々けやき氏はCOMIC快楽天BEASTなどにエロ漫画を掲載し、一般誌でもコミカライズなどで活躍している漫画家の先生だ。現代劇からファンタジーものまで広く手掛け、様々なジャンルの作品を描きこなしている。本冊においては、おねショタ長編をメインとした作品集となっている。
本項では『おねショタおね!』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- おねショタおね! 1話め!~最終回!(全6話)
- たっぷり応援チアママン
- たっぷり接客ウェイトレスママン
- みっちり特訓ブルママン!!
- しっかり看護ナースママン!!
- ずっぷり強襲ロリいとこ!!
『おねショタおね!』の魅力

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『おねショタおね!』は全11篇で構成されている作品集だ。内「おねショタおね!」は全6話の長編、「たっぷり応援チアママン」以降は連作シリーズとなっている。
ヒロインはJK(JC?)から人妻までで、全て竿役よりも年上となっている。おっぱいは年相応ではあるが、基本的には巨乳。漫画らしいデフォルメ表現もある愛嬌のある作画で、かつヒロインの描き分けも上手く、それぞれのキャラクターが引き立つデザインに好感が持てる。
「たっぷり応援チアママン」はコミカルな展開でエロい母とエッチしたり、妹やロリいとことエッチしちゃうお話。正直、ノリと勢いという印象で、軽快な作品である。

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表題作である「おねショタおね!」は、三人のショタとその身内が、それぞれひょんな流れでエッチしちゃう物語である。お気に入りとしてはこちらなので、こっちを中心にご紹介しよう。
孝司、流星、烈雄は仲良しの小○生グループ。ある日、流星の姉である美月が、友人に処女をいじられたことをきっかけに、弟の友人である孝司とセックスをしてしまう。それを目撃した流星はショックを受ける。趣味の女装配信で憂さ晴らしをしていたところ、それを美月に見つかってしまう。逃げた美月は階段から落ちて気絶してしまうのだが、流星はそんな彼女の寝込みを襲う。その様子はウェブカメラで配信されたままになっており、それを烈雄の従姉の友人である杏子にバレてしまい……。
孝司は流星の姉と、流星は烈雄の従姉の友人に犯され、烈雄は孝司の母と関係を持ってしまう。何とも複雑な感じだが、やっていることの割にはかなりコミカルに演出されるので、読み心地は爽快である。
この作品のテーマは何と言ってもおねショタである。実際、全ておねショタセックスが行われ、その辺りは満足。ただ、先述した杏子のくだりが微妙。配信の主である流星を脅迫してペットにするも、烈雄協力のもとで復讐する展開なのだが、それがどうにも浮いているように見える。全体で見ても、冒頭の孝司と美月のセックスがピークだと思ってしまう。

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烈雄の従姉、優子がおまけでしかエッチしないのも残念。物足りなさの感じる一冊だった。
【まとめ】おねショタおね!
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
おねショタ |
- おねショタが大好物
- 友達の身内、とセックスをする展開に興奮する
『おねショタおね!』は以上のような方々にオススメしたい。どうせならコミカルに全振りしてもらいたかった気もするし、お話の展開としては微妙。ショタもお姉さんもキャラクター的にはとても魅力的なだけに、惜しい作品だった。
ちなみに、私はおねショタは逆転否定派であり、常に女性優位を好む派閥である。その辺りも合わなかった要因かもしれない。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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