えちえちえっち/ハレガマ レビュー-母娘で我慢できない

え行

私、司伝は常々、世の中がもっと性に奔放になればいいのにと思っている。だからそういう世界観が描かれることの多い、エロ漫画が大好きなのである。

現実において、セックスを商売にしている女性もいる。しかし、その多くはあくまでも生きるため(お金)であり、AV女優については、いかにも承認欲求を満たすためにしているという人もいる。純粋にセックスが好きで、色んな人と様々なセックスをすることが目的という女性は少数派。その辺りがどうにも夢がない。

少子化だというのに性について否定的な言論ばかりが目に付くのもどうなのか。もっと大らかになってほしいものである。

司伝
司伝

今回はエッチ大好きなヒロインが活躍する作品集をご紹介します。

本項目では、『えちえちえっち』の作者ハレガマ氏について、また、『えちえちえっち』シナリオやプレイ内容、ヒロインの雑感、オススメのヒロインと一話について、最後には司伝の評価も記載しておく。最後まで見ていただければ幸いだ。

えちえちえっち/ハレガマとは

タイトルえちえちえっち
著者ハレガマ
初版発行2021年
掲載誌・レーベルBAVEL COMICS
出版社文苑堂
ページ数218頁
形式オムニバス

漫画家・ハレガマ

ハレガマ氏はCOMIC BAVELなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。

等身高めのキレイなスタイルのヒロインを描き、絵柄は安定。いちゃラブ系がメインながら、ビッチヒロインが目立つ。乱交・複数プレイ玩具を使ったプレイもそこそこにあり、乱れた性を描くのが得意なのかもしれない。なお、本冊は処女作となっている。

作品・えちえちえっち

「気持ちよければオールOKッ」淫乱達の欲望はトドまるところ知らず!? 人気爆上がり中の激ヤバフェチコミッカー・ハレガマが贈る待望の初単行本がついに発売! オモチャを使って絶頂し、ドMプレイで絶頂し、母娘まとめてダブル絶頂、大乱交なら絶頂パラダイスなどなど全身を駆け巡る快感でオーガズム極限突破しまくり!! 絶倫美少女達が繰り広げる極上エロス10連発で満たされ尽くす、珠玉の処女作品集をぜひご堪能あれ!

えちえちえっち [文苑堂] | DLsite 成年コミック – R18

『えちえちえっち』は全11篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「おさんぽデート」は電子限定版のみの作品、「放課後の女神様」は連作となっている。

一見爽やかないちゃラブ系だが、蓋を開けると変態チックな作品が多く、特に玩具を使ったプレイが充実している。淫乱・ビッチなヒロインもおり、乱交3Pなどの複数プレイも多め。性癖の濃い、エッチ大好きなヒロインが魅力の一冊となっている。

【詳細】えちえちえっち

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ305268.html

それでは、『えちえちえっち』をより詳しくご紹介しよう。

【収録作品】

  • これを使って!
  • オーガズムゲーム~淫乱達の頭脳戦~
  • 逆転バースディ♡
  • ケンカするほどナカがいい!
  • 放課後の女神様
  • 我慢できない!
  • ヤリマン母娘がやめてくれない!
  • 優等生
  • 秘密のノート
  • 放課後の女神様2
  • おさんぽデート

シナリオ

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ305268.html

シナリオは現代劇で、いちゃラブ系がメインながらも抜き重視のものとなっている。それはヒロインの性癖だったり、ヒロインが本質的にビッチだったりと、ほとんど変態要素によるものである。

乱交や女性一人の複数プレイもあるが、それらもコメディチックにまとめられており、暗い雰囲気にはなっていない。

プレイ内容

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ305268.html

プレイ変態チックないちゃラブ、あるいは複数プレイと二極化している。前者については玩具を使ったプレイが多く、電マやローター、バイブが使用されている。また、目隠しプレイなんかもある。

体位は騎乗位、正常位、後背位など。複数プレイ乱交、女性一人対男性複数の輪姦プレイ、男性一人と女性二人ののハーレムプレイとバリエーション豊富。

全体的には女性優位が多く、M向きと言えそうだ。

ヒロイン

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ305268.html

ヒロインはほとんどがJKで、上は母娘丼による人妻まで。おっぱい普乳~巨乳くらいまでだが、作画的にはそれほど売りにしていない印象を受ける。ビジュアルは良い意味で普通で、くびれキュッとした等身高めの美少女である。

その魅力は変態性にあり。セックスに貪欲で、性欲が強く、とにかくエロいヒロインが揃っている。

オススメの一話

オススメの一話「ヤリマン母娘がやめてくれない!」母娘丼3Pの楽しめる1篇である。

香澄は憤慨していた。それは、母が親戚の太一とセックスしていたからだ。二人を正座させ叱りつける香澄は、太一の合格まで我慢するという約束を破った母に怒りをぶつける。香澄は母にセックス禁止と言いつけると、太一に対しては「ママより激しくシてくれたら許してあげる♡」と迫り……。

同居する親戚の太一を性的な目で見て、お互い我慢する約束をしていた母娘。タガが外れると、二人は搾り取るように太一の竿を奪い合う。おっとりしてるけど親戚を食べちゃう母、元気でS気たっぷりの娘。選べないほどどちらも魅力的でエロかった。

オススメのヒロイン

オススメのヒロイン「我慢できない!」大宮芽依ペニスに魅了された生徒会長である。

大宮芽依は学園の生徒会長であり、みんなの模範として過ごしてきたと自負している。しかし、最近は困ったことに、男性の”オチンチン”に興味津々であり、常にムラムラしていた。ある日、校内の見回りをしていると、学校内でAVを見ている男子生徒達を見つける。指導しないと、と思いつつも、男子生徒が勃起していることに気づくと、我慢できずに襲い掛かってしまう。勢いのままフェラチオをすると、そのまま逆レイプし……。

男子生徒たちがどんなグループかも全くわからないまま、一人の生徒にフェラチオ⇒セックス。興奮した他の二人の生徒に声を掛けられると、そのまま4Pへ突入。この勢いが良い。二人の生徒を見たときに「やったぁ!まだ二本もあるっ!!」ともはやペニスとしか認識していない狂いっぷりがまた良かった。

まとめ~えちえちえっち~

司伝評価

絵柄4.0
物語3.5
キャラクター4.0
抜き3.5
変態5.0
  • 変態・ビッチが好き
  • 玩具を使ったプレイが好き
  • 乱交・複数プレイに興奮する

『えちえちえっち』は以上のような方々にオススメしたい。生々しさよりは変なシュールさが上回っているが、その妙なノリのほうが合う人も居そうである。

実在してもらいたい変態女子ばかり。リアルでこんな女の子と出会えたらいいのに。そう現実を嘆かざるを得ない。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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