司伝の過去作レビュー

『いやらしいこ。』は2016年に発売された、赤城あさひと(あかぎあさひと)氏作の商業アダルトコミックだ。
赤城あさひと氏はCOMIC快楽天ビーストなどに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。等身高めの美巨乳女性を描き、巧みなトーン使いで肉感的なボディを表現する。『いやらしいこ。』では恥ずかしがりながらも積極的な美女を描き、いちゃラブでエロエロなエッチが堪能できる。
本項では『いやらしいこ。』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- 片恋の湯
- 肌つきロマンチカ
- 交剣痴愛!
- 神咲舞は本当にドMなのか?
- ノスタルジック・ホスピタル
- 少女の蜜欲
- ヒミツの麗花
- Dr.リトルガール
- フルキズ
- Swing! Girl
- マーメイドの憂鬱
- タマキ☆トリップ
- サウダージ
- サウダージAfter
『いやらしいこ。』の魅力

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『いやらしいこ。』は短い描き下ろしを含め、全14篇で構成されているオムニバス短編集だ。「神咲舞は本当にドMなのか?」「サウダージAfter」はあくまでおまけであり、非常に短いものとなっている。
ヒロインはJK~社会人、特に色気の強い大人の美女が目立つ。巨乳というだけではなく、エロの権化と言いたくなるほどに、体の肉付き具合や表情まで、とてもエロティックなヒロインたちである。
舞台は職場や学校が多く、大正時代の作品こそあれ、ファンタジーな要素はない。大人の女性が多いだけあって、セックスに至るまでのテンポも良く、短編として非常にまとまりの良い作品に仕上がっている。
お気に入りには「片恋の湯」をあげよう。大人の恋のお話である。

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弥栄庵で若女将として働く綾瀬久美と新聞記者の小竹は、取材によって偶然の再会をする。久美は学生時代、小竹に片思いをしていたため、このチャンスを逃さないと決意する。小竹も久美を意識しつつ、風呂に入っていると、久美が背中を流すと入ってくる。勃起してしまった小竹に対し、久美は積極的になり……。
片思いを実らせる恋愛いちゃラブもので、非常にすっきりした短編である。久美が色っぽくかつ可愛らしく、そのヒロインのバランス感が魅力的だった。恋を実らせてのセックスはやはり一番気持ちいいのである。

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大人のいちゃラブセックスが堪能でき、心も体も癒される作品集だった。
【まとめ】いやらしいこ。
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
大人の色気 |
- 大人の巨乳美女に酔いたい
- 大人のいちゃラブに燃えたい
- エロ漫画初心者である
『いやらしいこ。』は以上のような方々にオススメしたい。大人の色気が詰まった作品集で、エロく可愛いヒロインが堪能できる。良い意味でスタンダードな作品なので、エロ漫画初心者の人にもオススメできる。
肉体も雰囲気も大人。でもそこに恋をする可愛らしさが見えたとき、そのギャップに心惹かれる。そんなヒロイン達が魅力的だった。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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