司伝の過去作レビュー
『いも~とあくせす』は2018年に発売された、椿十四郎(つばきじゅうしろう)氏作の商業アダルトコミックだ。
椿十四郎氏はCOMIC 夢幻転生などに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生である。もはや改めて言うまでもないかもしれないが、「近親相姦と言えば椿十四郎」と言われるほどに近親相姦に特化した先生で、兄妹も姉弟もどちらも力を入れている。本冊は兄妹セックスがメインの作品となっている。
本項では『いも~とあくせす』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- エッチな言葉って恥ずかしい///~その後~
- エッチな言葉って恥ずかしい///
- 膣内よし3兄妹♥
- 着せ替え妹ドール
- 面倒な彼女より簡単な妹で
- はろ~ウィン♥ウィン♥
- 友達ん家でおるすばん
- ただいま注意報!!♥
- 引っ越しDE新性活♥
- 面倒な彼女より簡単な妹で~その後~
『いも~とあくせす』の魅力

BJ275051.html
『いも~とあくせす』は全10篇で構成されているオムニバス短編集だ。内2篇は本編の後日談にあたる内容となっている。

BJ275051.html
ヒロインはJSかJC。そして何よりも妹である。おっぱいは年相応で、貧乳からちょっと発育したくらいまで。椿十四郎作品のビジュアルは非常に独特で、時に「一般的にはブスに分類されるのではないか」というヒロインも採用されているのだが、そこがまた生々しくて良かったりする。なので、全員が好む美少女とは言い難いものの、非常に魅力的なヒロインばかりである。

BJ275051.html
本冊のテーマは妹。内容についても妹と兄のやり取りばかりであり、お話としても兄妹の日常が舞台で、大きな事件は起きない。この日常の延長感がリアリティであり、生々しさを生み出している。

BJ275051.html
兄妹の関係性では、比較的兄の強い作品が多め。基本的には兄に押され気味で、かつそれほど嫌がってはいない印象。いかにも、妹を性のはけ口にしていいならこうするだろうなあ、というやり取りが詰まっている。当たり前だが恋愛感情はなく、ただお互い都合の良い相手と性欲を満たそうとしている姿が描かれており、それが非常にエロい。とても実用的に仕上がっている。

BJ275051.html
全体的に高品質で満足度も高め。「膣内よし3兄妹♥」は唯一の3Pもので兄二人が寡黙な妹に性処理させるお話。兄妹のギャップがすごく、すさまじい背徳感のある1篇である。「面倒な彼女より簡単な妹で」は彼女に嫉妬するほど兄のことが大好きな妹をセフレにしちゃうお話。妹の気持ちを良いように利用しちゃうのは外道ながらも、それで妹が幸せならそれで良い気もする。「ただいま注意報!!♥」は兄の居ぬ間にリビングでオナニーをしたら、兄が予定よりもだいぶ早く帰ってきて…というお話。私ももし妹のオナニーを見てしまったら同じことをするかもしれない。色々あるが、今回は「友達ん家でおるすばん」をピックアップ。
あゆみは兄と自宅で隙あらばエッチをしたいと考えているが、母や小さな弟が家にいることが多く、なかなかできないでいた。ある日、兄が友達の家に遊びに行くと、偶然、その友人の妹と仲の良いあゆみも遊びに来ていた。兄妹はそれぞれ友達と別で遊んでいたのだが、それぞれ友達が忘れ物などで席を外してしまう。そのことに気づいたあゆみは、兄を友達妹の部屋に招き、今がチャンスとばかりにペニスを咥え始め……。
兄優位の作品が多い中、このお話は断然妹優位。とにかくヤりたい盛りのあゆみは、フェラチオが大好きなようで、隙を見ては兄のズボンのファスナーを開け、ペニスを取り出す。率直に羨ましい妹である。二人はそのまま友達の部屋で久しぶりのセックスに励むのだが、解放感によってハイになり、至る所でセックスをし始める。よっぽど我慢していたのだろうその興奮がこちらにも伝わってきて、一緒に興奮できる1篇だった。

BJ275051.html
妹とエッチな事をするようになる、ということがそれだけでエロいのだと痛感する。妹シチュの美味しさの詰まった作品集だった。
【まとめ】いも~とあくせす

BJ275051.html
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
近親相姦 |
- 近親相姦、特に妹が好き
- 遊び感覚でするセックスに興奮する
- 垢抜けないタイプのロリっ娘が好み
『いも~とあくせす』は以上のような方々にオススメしたい。兄妹だから恋愛感情は(ほとんど)なく、単に好奇心で快楽を求め、娯楽感覚でエッチをする。本来、“都合の良い異性”である兄妹という関係性だけに、これほど生々しくエロく仕上がるのだろう。とても実用的な一冊だった。
つくづく妹が欲しいと思うのだが、現実の妹は兄を遠ざける印象もある。まあ漫画でくらいは夢を見よう。
本作については以上である。それでは、またの機会に。
コメント