司伝の過去作レビュー

『いっしょにしよ』は2015年に発売された、Saitom(さいとむ)氏作の商業アダルトコミックである。
Saitom氏は人気イラストレーターであり、齋藤将嗣名義も使い、アニメやゲームのキャラクターデザインなどで活躍している先生だ。本冊は2021年現在唯一の商業アダルトコミックであり、貴重なものと言えよう。
画力は申し分ない。作風については、ハプニング的なものも含めて和姦いちゃラブ物が多い。エロ漫画初心者にも安心な、ノーマルな内容となっている。
本項では『いっしょにしよ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- よいどれ
- 残業は何の味?
- 真夏のゲーム
- 放課後プレゼント
- ほんばんプリーズ
- ヤリすぎな彼女
- 初めての告白
- おとなりラプソディ
- 奉仕の代償
- 真夜中のカルテ
- パーフェクトガール
- ホームメイドガール
『いっしょにしよ』の魅力

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『いっしょにしよ』は短いカラーページも含めて全12篇で構成されているオムニバス短編集だ。
ヒロインはみんな等身が高く、巨乳でスレンダーな理想的なスタイルの持っている。恋人関係のものもあるが、友人関係が進展しての突発的なセックスが多い。

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比較的女性優位のものが多いが、極端にM向きにもS向きにも作られていない。良く言えば万能だが、個人的には誘ってくるヒロインのほうが魅力的に感じたため、M向きに寄せたほうが良かったようにも思う。
お気に入りは「ほんばんプリーズ」と「おとなりラプソディ」。
「ほんばんプリーズ」は姉的な存在、まほに童貞のまま性的イタズラをされていた主人公が、長い射精禁止期間の終わりに、ようやく童貞を卒業させてもらう話である。
そもそもずっと童貞のまま弄ばれていたという設定がたまらない。射精管理からセックスを許される展開は、現実でも味わってみたい興奮度である。
「おとなりラプソディ」は隣に住む人妻がヒロインだ。ダイはドジな人妻、マキに頼られると、いつもそれに応えていた。マキのせいで気絶したダイは、ひざ枕で介抱されていたのだが、良い雰囲気になり期待していると、マキはその期待に応えるようにキスをし……。
不倫人妻はこんな感じで不倫するのだろうか。キスからフェラチオに移ると、表には出さないまでも完全に欲情して誘ってくるマキが最高にエロい。大人の色気がたまらない1篇だった。

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全体的にも非常に安定した一冊だった。特にイラストレーターとしてファンの人なら、必須の一冊ではないだろうか。
【まとめ】いっしょにしよ
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
スレンダー巨乳 |
- Saitom氏のイラストのファンである
- スタイル抜群、スレンダー巨乳ヒロインが好き
- エロ漫画初心者である
『いっしょにしよ』は以上のような方々にオススメしたい。スレンダー巨乳のスタイル抜群美女ばかりであり、わかりやすいエロさになっている。
特にMが好むような誘ってくるヒロインこそ魅力的に感じた。こういうヒロインを好む人には特にオススメである。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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