あやつれ！シスターズ(ポン貴花田) 巨乳姉妹と同居ラブコメ

司伝の過去作レビュー

あやつれ！シスターズは連作ラブコメエロ漫画を得意とするポン貴花田氏のアダルトコミックである。ちょっとエッチなラブコメを見ながら、「ああ、お色気だけじゃなく、セックスするところまで見られたらなあ」なんて思っている方は、ポン貴花田氏の作品に触れてみよう。そこには、セックスを中心としたラブコメが存在しているのだ。

『あやつれ！シスターズ』の魅力

あやつれ！シスターズのストーリーは、主人公の吉崎令が大学受験失敗を機に羽鳥家に同居させてもらうところから始まる。そこには、美人の四姉妹が住んでいた。家事を押し付けられた令は、蔵で不思議な笛を見つける。それを吹くと、長女の市乃と次女のきさらが令の体を求めてやってきてしまった。その笛は、羽鳥家の女にだけ催淫効果をもたらすものだった。

このラブコメの世界には、当然寸止めなど存在しない。年上のエロお姉さん方とはセックスしまくりだし、その中に日常も存在する。セックスありのラブコメ世界とは、なんとも居心地の良いものである。

ポン高花田氏の作品は、主人公とヒロインがとことんセックスを広げるような連作もあれば、寝取らせが絡むものもある。今回はハーレムラブコメ物ということで、前者よりで、誰にでも安心して読める作品となっている。

ストーリーとしては、その後四女の芳果とも関係を持ち、長女、次女の個別回などを挟みつつ、本命の三女、観月へと行き着く内容となっている。本命にたどり着くまで良い感じに焦らされ、最後にはハーレムもあり、長編連作エロ漫画の理想的な展開を描いている。

プレイとしては非常にシンプルであっさりとしている。物語中にヒロインへ親しみを抱かせ、ストーリーの中でセックスをさせることに重きを置いているのだ。だから、いかにラブコメとしてお話を楽しめるかが、この作品との相性に繋がると言えよう。

個人的には三女の芳果がお気に入りだ。この子と日常的にセックスをする、という展開でお腹も膨らむ。

【まとめ】あやつれ！シスターズ

司伝評価

• ハーレムラブコメが好き
• 長編連作物が好き
• 日常的にセックスをしている描写が好き
• 迫られるのが好き

こんな方々に、あやつれ！シスターズはオススメである。絵柄も人を選ばず、誰にでも楽しめるタイプの本冊。興奮する要素が強いとは言い難いが、連作でヒロインをいかに好きになれるのかが使えるかどうかの決め手となろう。観月とのセックスまでたどり着いた達成感こそ、こういった連作物の醍醐味かもしれない。

本冊については以上である。それでは、またの機会に。