あのコのひめゴト(めの子)双子が入れ替わったら

『あのコのひめゴト』は2017年に発売された、めの子（めのこ）氏作の商業アダルトコミックである。

めの子氏はCOMIC BAVELなどに漫画を掲載するエロ漫画家の先生だ。いちゃラブ系の作風ながらアブノーマルなヒロインが多く、変態的な作品が目立つ。また、基本的にヒロインは巨乳である。

本項では『あのコのひめゴト』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

• 隣人は○○がお好き?!
• やっぱり隣人は○○がお好き?!
• 放課後インタレスト
• 片恋DASH!!
• はじらいスコール
• プライベートマネージャー
• おしおき♥わがままがーる
• にゃんこのおもちゃ
• となりの双子ちゃん

『あのコのひめゴト』の魅力

『あのコのひめゴト』は全9篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「隣人は○○がお好き?!」は連作となっている。

ヒロインはほとんどがJKで、高くてもJDくらいまで。おっぱいは全て巨乳で、爆乳レベルに大きい。ビジュアルは萌え系で、可愛らしい顔とエロい体の組み合わせには多少の違和感がある。

シナリオは抜き重視のいちゃラブ系といった印象。特に、ヒロインの変態度が際立っている。ビッチタイプではないが、快楽に弱かったり、妙な性癖があったりと、一癖あるようなタイプばかりである。そのため、内容も変態的というか、セックス自体はほとんどが一対一であるにも関わらず、普通のセックスはほとんど無いのである。その辺りは本冊のセールスポイントと言っても良さそうだ。

お気に入りには「となりの双子ちゃん」をピックアップ。本冊の中でも変わった趣向の作品であり、輪姦ものである。

男女の双子にしては珍しく、緒川明・明斗姉弟は容姿がそっくりだった。時々入れ替わっては周りを驚かせていた二人だったが、高校に上がると、二人はそれぞれ女子校、男子校に通わされるようになった。明はそれにつまらなさを感じており、明斗と学校を交換することを思いつく。翌日、男子校へ赴いた明だったが、明斗と同級生の関係性に違和感を抱く。どうやら、同級生たちは明斗に性処理をさせていたらしい。女だとバレると大変なことになると逃げだそうとする明だったが、すぐ目の前に勃起したペニスが差し出され……。

バカで無謀な明だが、最初からすでに非処女であり、男どもに弄ばれるうちに自ら挿入を要望する。なので悲壮感もなく、終盤はノリノリで腰を振っている。簡単に快楽堕ちする明がエロ可愛い1篇だった。明斗とのセックスも見たかったものである。

相性さえ合えば実用的な作品集ではないだろうか。エロさにはしっかりと力が入っている一冊である。

【まとめ】あのコのひめゴト

司伝評価

• 変態でエロエロなヒロインが好み
• 実用性の高いいちゃラブが読みたい
• 巨乳・爆乳おっぱいこそ正義

『あのコのひめゴト』は以上のような方々にオススメしたい。個人的な好みとは離れているが、エロ漫画としての魅力は十分といった印象。性癖さえ合えばもっと好きになれることだろう。

なお、足コキのシーンがいくつかあるのだが、皆さんは足コキが好きだろうか。私は手コキですら「自分でするほうが気持ちいい」という理由であまり好きではないため、足コキにあまり魅力を感じないのである。足コキが上手い女性とかこの世に存在するのだろうか。食わず嫌いも嫌なので、一度上手い人にされてみたいものである。

本作については以上である。それでは、またの機会に。