司伝の過去作レビュー

『あそべるカラダ』は2015年に発売された、ぼっしぃ氏作の商業アダルトコミックである。
ぼっしぃ氏はCOMIC快楽天などに漫画を掲載するエロ漫画家の先生である。氏は奇抜な設定とテンポ感、そして何といっても実用性が魅力。3シリーズものアダルトアニメ化もしているヒットメーカーである。

本項では『あそべるカラダ』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。
【収録作品】
- アクマデ天使姉
- 大自然子作りバスツアー
- こんがりやきにく
- あね洗
- 復讐さん
- あねあねぱにっく
- あねあねぷれい
- あそべるからだ
- JFK
- 七瀬さんの生態
- オナ♥トモ
- イケメン教祖様にご用心!
- 連休の彼女達
- 快感シェアリング
- 性感シェアリング
- 好感シェアリング
『あそべるカラダ』の魅力

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『あそべるカラダ』は短い作品も含めて、全16篇で構成されているオムニバス短編集だ。「アクマデ天使姉」「大自然子作りバスツアー」「あねあねぱにっく」「あねあねぷれい」の4篇はキャラクターが共通、「あそべるからだ」は「JFK」「あね洗」の前日譚、「快感シェアリング」~「好感シェアリング」の3篇は連作となっている。
ヒロインは、明確な描写は少ないが、全てJK以上だろう。おっぱいは微乳~巨乳までいるが、ほとんどが巨乳娘である。232頁に16篇入っていることもあり、セックスへのテンポ感が求められるため、ヒロインの性質はエロエロである。
本冊でも奇抜な設定が健在。「復讐さん」はいじめられっ子がいじめっ子たちに復讐してくれる”復讐さん”を呼び出してしまうお話。竿役だけ見るとギャグっぽいのに、結構悲惨な内容なのがびっくり。一つ一つのシーンが短いため、実用性については微妙である。

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お気に入りは中編二作。「アクマデ天使姉」から始まる4篇は、夢と現実の狭間で二人の従姉とセックスしまくりはお話。今回ピックアップするのは「快感シェアリング」からの中編。こちらは体もシェアしちゃうシェアハウスのお話である。
上京した牧野良太が入居したのは、現在男1人、女3人の住むシェアハウス。しかし、そこで待っていたのはセックスをする外国人カップルだった。良太は二人のセックスの衝撃でモヤモヤしつつ風呂に入っていると、そこにさっきの女性、ヴァネッサが現れる。ヴァネッサは”かんげい会”と称して良太の体に触れる。浮気になると恐れる良太だが、ヴァネッサの攻勢が強く、結局そのままセックスしてしまう。そこに先ほどの男性が現れる。焦る良太だったが、彼は3Pを楽しみにしていたと言い……。
いきなり洋物セックスを目撃し、その相手であるヴァネッサとセックス、さらに黒人男性、ボブも交えて3P。この乱れっぷりがたまらなく大好きである。2話では中国人ヒロイン、王真美とセックス。3話ではボブともう一人の入居者、リアとのプレイが収録されている。どのヒロインも魅力的で、非常に楽しめる中編だった。

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色々な意味で面白い作品ばかり。充実した一冊だった。
【まとめ】あそべるカラダ
司伝評価
絵柄 | |
物語 | |
キャラクター | |
抜き | |
巨乳 |
- 巨乳でエロエロなヒロインが好物
- 設定のエロさこそが最重要
『あそべるカラダ』は以上のような方々にオススメしたい。全部が全部実用的とは思っていないのだが、興奮させてくれる話と抜ける話がはっきりしており、むしろ使いやすい印象を受けた。
セックスありのシェアハウスはかなり好みの設定で、他作品でももっと読みたいところ。何なら長編でやってくれても嬉しい。
本作については以上である。それでは、またの機会に。

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