【個人撮影】JSJC撮ってみた(オオカミうお)お小遣いをくれるから

司伝の過去作レビュー

『【個人撮影】JSJC撮ってみた』は2015年に発売された、オオカミうお氏作の商業アダルトコミックである。

オオカミうお氏はCOMIC LOに漫画を掲載しているエロ漫画家の先生だ。LO作家なので当然ロリ系の作品を手掛けており、特に凌辱や犯罪系の作品が多い。一目見たら忘れないほど特徴的な絵柄で、ポップでキュートに描かれたロリっ娘達がエッチなことを強要される姿は背徳的。本冊も時にダークに、時にコミカルにロリっ娘達が描かれている。

本項では『【個人撮影】JSJC撮ってみた』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

委員長の事情
その後の園川さん
危険ジュース
がまじい
贄
呆姦
無料で繋がるv SNS
カード破産にご用心
放課後新人研修
後ろの正面
まりものキモチ

『【個人撮影】JSJC撮ってみた』の魅力
【まとめ】【個人撮影】JSJC撮ってみた

『【個人撮影】JSJC撮ってみた』の魅力

引用：https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ079478.html

『【個人撮影】JSJC撮ってみた』は短いカラー作品も含め、全11篇で構成されているオムニバス短編集だ。

ヒロインはJSかJC。おっぱいは少し発育している子も居るが、基本はちっぱい貧乳である。絵柄もあってか、少しあばら骨が浮くほど細身な子が多いのも特徴か。児童漫画でもあり得そうな絵柄で、ルックスの好みは分かれそうだが、だからこそ背徳的だとも思える。

内容は売り・円光や凌辱がメイン。ハードなレイプこそ無いが、かわいそうなシーンはそこそこあるので注意は必要。1篇を除き、ほとんど悪い大人×ロリっ娘の絡みである。

エロいロリシチュが充実している印象で、お気に入り選びも難航。「贄」は友達の秘密を守るために変態盗撮男に身を捧げるJSのお話。エッチなこととは無縁そうな日焼けヒロインがたまらない。「呆姦」はクラスメイトを催眠にかけた少年、彼女を使ってオナニーをしていたところをクソ教師に見つかり……というお話。催眠寝取られ作品としてなかなか味がある1篇。「放課後新人研修」は先輩から円光おじさんを紹介してもらい、教わりながらヤっちゃうお話。こちらもなかなか興奮できるシチュでオススメ。他も魅力的な作品がある中、ここでは「がまじい」をピックアップ。

JS三人組は小遣いの少なさに嘆き、「久々にアレ行きますか！」とあるところへ足を運ぶ。そこは古い一軒家で、”がまじい”が住んでいる。少女の一人、クロが小遣いのピンチを嘆きながらパンツを見せると、がまじいはすぐに千円札をくれる。ふうとあやみもそれに続いて千円を手に入れると、そこからがまじいによる写真撮影やセクハラが始まった。三人の体をまさぐるがまじいは、あやみの読んでる本に目を付ける。この年で彼氏とのキスについて考えているあやみに、がまじいはキスを迫るが、それはあっさり断られてしまう。すると、もうたまらなくなっていたがまじいは、あやみに「アッチの部屋」に行こうと提案する。悩むあやみに、がまじいはお金で交渉すると……。

変わった売春物語。変態で気持ち悪い竿役、がまじいはJSに小遣いをやる条件として体を要求している。こんな爺が居ても不思議ではないし、金が必要なJSが嫌々でも抱かれる可能性も否定できない。耐えるようにセックスをするあやみには興奮必至。実用的な1篇である。