『気持ち良くなっちゃう』ってどういうこと?(虎向ひゅうら)

き行

司伝の過去作レビュー

『『気持ち良くなっちゃう』ってどういうこと?』は2018年に発売された、虎向ひゅうら(こなたひゅうら)氏作の商業アダルトコミックである。

虎向ひゅうら氏は20年以上漫画を描いているベテランの先生であり、最近ではCOMIC Juicyなどにエロ漫画を掲載している。作風としてはいちゃラブ中心。本冊においてはロリ作品集であり、ヒロインの幼さが際立っている。作者久々の単行本だけに、最大で11年前の作品も収録されているため、絵柄もある程度古さが感じられる。

本項では『『気持ち良くなっちゃう』ってどういうこと?』の魅力と、それについての私の評価をまとめていきたい。

【収録作品】

  • ほんのり桜色
  • やわプチ
  • 水曜日OnAir
  • ずっと…もっと!
  • 君だから
  • 君だけに
  • 夏祭
  • みんなにはナイショだよ♥
  • いせいどうせい☆
  • 僕が知らない彼女のこと
  • らいふたいむ♥
  • 夜明けまで一緒♥
  • Puppy♥Puppy
  • 思春期だもの
  • 思春期だもの 2
  • 思春期だもの 3

『『気持ち良くなっちゃう』ってどういうこと?』の魅力

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ152142.html

『『気持ち良くなっちゃう』ってどういうこと?』は短いカラーページも含め、全16篇で構成されているオムニバス短編集だ。内「君だから」「君だけに」は連作、「思春期だもの」はそれぞれ竿役、ヒロインの違う連作となっている。

雑誌的にも、ヒロインはみんなJCなのだろう。それ相応にロリっぽく、胸の小さなヒロインばかりである。絵柄的にも、ひと昔前の萌えっぽいため、ロリ感は非常に強い。絵柄についてもう一点言っておきたいこととしては、線の少ない絵柄だというところ。その辺りも少し時代を感じる部分である。

お話は甘々いちゃラブが中心。全編共通してロリものだが、それ以外で注目すべきは、男の娘ものがそこそこあるというところ。女の子のフリをしたショタロリっ娘との甘々エッチは、刺さる人には刺さりそうである。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ152142.html

お気に入りはそんな潜入男の娘もの、「君だから」と「君だけに」の連作をあげておこう。あらすじは「君だから」の分となっている。

人数不足で大会に出られないという危機に、斗美江はイトコを助っ人として連れてきた。そのイトコ、つとむは実は男である。女の子にしか見えないつとむに関心する斗美江。しかし、つとむは緊張からか勃起してしまい、動けなくなってしまう。斗美江はそんなつとむにフェラチオしてあげるが、射精しても勃起は収まらない。仕方ないと、斗美江はつとむと本番まですることに……。

ベタな展開ではあるが、女装潜入⇒勃起を鎮めるために抜くという流れは大好物である。もっと世に溢れかえってほしいくらいに思っている。可愛らしいインピオ(ロリショタ)作品になっているので、インピオ好きも要チェックである。

引用:https://www.dlsite.com/books/work/=/product_id/
BJ152142.html

多少絵柄は気になるが、しっかりと可愛いと思えるヒロイン達。全体的にも可愛い作品集である。

【まとめ】『気持ち良くなっちゃう』ってどういうこと?

司伝評価

絵柄3.0
物語3.0
キャラクター3.0
抜き3.0
ロリ5.0
  • 萌えロリっぽい絵柄が好き
  • 女装男の娘×ロリっ娘が読みたい
  • 甘々ないちゃラブこそ正義

『『気持ち良くなっちゃう』ってどういうこと?』は以上のような方々にオススメしたい。お話にロリだからという魅力はなく、良くも悪くも甘々いちゃラブものでしかない。なので、そういうのでは満足できない人にはオススメしないし、いちゃラブ好きならありだと思う。

女装男の娘×ロリっ娘についてはもっと読みたい気持ちがある。ぜひガンガン描いていただきたい。

本作については以上である。それでは、またの機会に。

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